執事「旦那さま、旦那さま、いかがなさいましたか。さきほどからソファーで横になっておいでですが」

伯爵「……ああ、カーソン。いやね、なにかこう、鈍器で頭を殴られたような衝撃を受けて、しばし呆然としていたところだ。例の『三体』を、さっき読み終えたのだよ」

執事「『三体』とは、いま巷で話題のSF小説でございますね? 三部作の第一部で、中国では三部作合計2100万部に達する大ベストセラーになったとか」

伯爵「おお、カーソン。よく知っているな。そうなんだ、2015年には世界最大のSF賞、ヒューゴー賞の長編部門に輝いた傑作だ!」

執事「読書家の旦那さまが、読後、横たわられて呆然となさるほどの傑作、ということでしょうか」

伯爵「そうなんだ、カーソン。言葉づかいは悪いがね、『すげえ』と、思わず言葉が漏れたよ。ああ、まいった、感服した。圧倒的スケール! いやもう、『すげえ』としか言えんのだ。とにかく、カーソンも早く読んでくれ。この読後感をだれかと分かちあいたくてたまらんのだ! あの話もしたい、この話もしたい!!」

執事「それほどの傑作でしたら、旦那さま、次回の南東京読書会の課題書にするのはいかがでしょう? みなさまの感想をうかがったうえで、旦那さまの思いのたけをぶつけられては?」

伯爵「名案だ、カーソン! このシリーズの次作の翻訳で多忙をきわめておいでだろうが、翻訳者の大森望氏にゲストとしてご臨席たまわれれば、望外の幸いだ! ご苦労も多かったであろう翻訳の裏話もうかがいたい」

執事「承りました。ご都合をうかがってまいります」

伯爵「いや、カーソン、楽しみだな! おまえもこれから10年に1度の読書体験ができるぞ! では、脱水!!」

執事「はあ……脱水?」

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……と、前置きが長くなりましたが、第13回南東京読書会を開催いたします。
 「脱水」ってなに? 関心をもたれた方はぜひ、『三体』の壮大な世界へ!

 当日は翻訳者の大森望氏がゲストとしてご参加くださいます

開催日   2019年10月6日(日)
場 所   渋谷駅/表参道駅近くの会議室
      (お申し込みくださったかたに直接、連絡いたします)
時 間   14時開場 14時30分開始 16時30分終了
      (その後、懇親会の予定あり)
課題書   劉慈欣『三体』(大森望、光吉さくら、ワン・チャイ訳、
      立原透耶監修、早川書房、電子書籍版あり)。
参加費   500円(会場費など)。当日、受付でお支払ください。

*飲み物が必要なかたはご自身でご用意願います。

参加方法 minamitokyo.dokusho@gmail.com まで下記のフォーマットに
ご記入のうえ、ご連絡ください。
また終了後、近辺の店で懇親会を開催します(会費別途、4500円前後)。
詳細は参加希望のかたにメールでお知らせします。
こちらへの出欠もご記入ください。


お名前(ご本名フルネームまたは著訳書のペンネーム):
ご連先電話番号(できれば携帯番号):
懇親会への参加:希望する/希望しない


定員になり次第、募集を締め切らせていただきます。
申し込み受付は、9月8日(日)20時に開始いたします。

南東京読書会世話人 栗木さつき 国弘喜美代(ツイッターアカウント@CholoKimiyo

後援 翻訳ミステリーシンジケート