このサイトが立ちあがったので、さっそく出版情報を見ていたら、いきなり驚きましたよ。

 おお、ついに「ミッドナイト・ルーイ」が出るのか!

 さすが、ランダムハウス講談社!

 そう思った翻訳ミステリー編集者は多いんじゃないでしょうか。

 これは、海外では有名な猫ミステリーのシリーズで、日本では雑誌やアンソロジーで短編は紹介されていますが、長編はけっきょく出ていませんでした。

 大きなネックは、シリーズが進むにつれて作品が長くなる点。

 コージーな猫ミステリーで上・下巻はちょっとなあ、と二の足を踏んでしまったていたのです(これは、あくまでも個人的な感想です)。

 この作家キャロル・ネルスン・ダグラスは、ルーイーのほかにもうひとつ有名なシリーズがあって、それは「あの女性」、アイリーン・アドラーをヒロインにした歴史サスペンスですね。

(と)