死角—オーバールック—The Overlook (2007)

 マイクル・コナリー/古沢嘉通訳

 発行年月日:2010/12/15

 ISBN:978-4-06-276850-4

 定価(税込):830円

ボッシュシリーズ

ロス殲滅!? 大都市に迫るテロの恐怖

真相を解き明かすのはFBIのテロ捜査網か、執念の刑事魂か——

深夜、ロスの展望台で発見された男の射殺体。後頭部に2発。怨恨か処刑か——。殺人事件特捜班での初仕事に意気込むボッシュだが、テロリストが関与している可能性が浮上。FBIの捜査介入に阻まれながらも、ボッシュはひたすら犯人を追う。12時間の緊迫の捜査を描く、スピード感溢れる傑作サスペンス。

もうひとつの訳者あとがき(IN☆POCKET誌掲載)→ 三冠制覇作品の続篇(古沢嘉通)

マイクル・コナリーvsハリウッド(扶桑社ミステリー通信)http://www.fusosha.co.jp/mysteryblog/2010/12/vs_1.html

マイクル・コナリー公式サイトhttp://www.michaelconnelly.com/

マイクル・コナリー(Michael Connelly)1956年、アメリカ・フィラデルフィア生まれ。フロリダ大学を卒業し、フロリダやフィラデルフィアの新聞社でジャーナリストとして働く。彼の手がけた記事が、ピュリッツァー賞の最終選考まで残り、ロサンゼルス・タイムズ紙に引き抜かれる。「当代最高のハードボイルド」といわれるハリー・ボッシュ・シリーズは二転三転する巧緻なプロットで人気を博している。

古沢 嘉通(ふるさわ よしみち)1958年、北海道生まれ。大阪外国語大学デンマーク語科卒業。コナリー邦訳作品の大半を翻訳しているほか、ルッカ『守護者』『暗殺者』『耽溺者』(以上、講談社文庫)、プリースト『双生児』(早川書房)、『限りなき夏』(国書刊行会)など翻訳書多数

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当サイト掲載、古沢嘉通さんの「初心者のためのマイクル・コナリー入門」はこちら



スカーペッタ 核心(上下)

 パトリシア・コーンウェル/池田真紀子訳

 発行年月日:2010/12/15

 上ISBN:978-4-06-276837-5 下ISBN:978-4-06-276838-2

 定価(上下各・税込):900円

世紀の大ベストセラー検屍官シリーズ新刊!

スカーペッタに届いた戦慄のクリスマスプレゼント

路上の女性遺体、資産家の失踪。謎めく事件が続くなか、彼女が受け取った小包は……

邪悪な眼差しで誰かが密かに彼女を狙っている

死体は嘘をつかない——その信念のもと、スカーペッタは事件の核心に迫れるか?

クリスマス直前。有名美人投資家の失踪事件と、セントラルパークで発見された若い女性遺体のニュースがマスコミを賑わせていた。スカーペッタはNY検屍局の仕事のかたわら、CNNの法医学解説者としてテレビに出演。放送終了後、自宅アパートで彼女を待っていたのは、送り主不明の不審な小包だった……。

スカーペッタと“彼女の核心に斬りこむ力=ファクター”がすべてを解き明かす!

「いまアメリカが必要としているのは、スカーペッタ・ファクターです。我らがドクター・ケイ・スカーペッタです。今夜、テレビ史上最高の法医学解説者がCNN のこのスタジオに登場します」最近では、アナウンサーのそんな煽り文句がスカーペッタ出演の予告として定着している——<本文より>

スカーペッタが検屍した女性遺体は異様な状況を物語っていた。彼女が着けていた謎の腕時計は何なのか。行方不明のハンナの周囲には怪しい人物がうごめいていた。倒錯趣味の映画俳優は何を知っているのか。複雑に絡みあう不可解な出来事。そして浮かび上がる驚愕の全貌。「検屍官」シリーズ、衝撃の17弾。

パトリシア・コーンウェル公式サイトhttp://www.patriciacornwell.com/

パトリシア・コーンウェル(Patricia Cornwell)マイアミ生まれ。警察記者、検屍局のコンピューター・アナリストを経て、1990年『検屍官』で小説デビュー。MWA・CWA最優秀処女長編賞を受賞して、一躍人気作家に。ケイ・スカーペッタが主人公の検屍官シリーズは、1990年代ミステリー界最大のベストセラー作品となった。その他の作品に女性警察署長たちの活躍を描いた『スズメバチの巣』『サザンクロス』『女性署長ハマー』、未解決事件に科学捜査で挑む『捜査官ガラーノ』シリーズ、“切り裂きジャック”の正体に迫ったノンフィクション『真相』など。

池田 真紀子(いけだ まきこ)1966年東京生まれ。上智大学法学部卒業。コーンウェル『スカーペッタ』、ディーヴァー『ボーン・コレクター』『ウォッチメイカー』『ソウル・コレクター』『ロードサイド・クロス』、バゼル『死神を葬れ』、アイスラー『ハード・レイン/雨の影』など翻訳書多数。

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