◆横浜翻訳ミステリー読書会を開催します◆

(後援:翻訳ミステリー大賞シンジケート)

おかげさまで満席のため締め切らせていただきました。キャンセル待ちをご希望の方や、次回以降の案内を優先的に送ってもらいたい方はykhma.rg@gmail.comまでご一報ください。

 福岡や大阪の読書会リポートを「いいなぁ……」と指をくわえて読んでいたあなた、東京もいいけれど、地元・横浜でも開催してくれないかなぁと思っていたあなた、パンパカパーン、お待たせしました! いよいよ横浜読書会が始まります!!

 会場は横浜中華街にほど近い神奈川近代文学館。読書会のあとは二次会を予定していますので、お楽しみに。

 おっと、肝心の課題本をご紹介しないといけません。

 横浜読書会、記念すべき第1回の課題本はS・J・ローザンの『チャイナタウン』です。

 舞台はニューヨークのチャイナタウン。テコンドーが得意な中国系アメリカ人の若い女性リディアと、いかつい容姿ながら玄人はだしのピアノを弾く中年の白人男性ビルというふたりの探偵がコンビを組み、美術品の盗難事件をきっかけに中国人ギャングと美術品業界の闇に切り込みます。

 年齢も性別も人種も育ちもまったく違うふたりの探偵の組みあわせも読みどころなのですが、このリディア&ビル・シリーズは、作品ごとにふたりが交代で主役になるという手法で書かれている点がユニーク。

 たとえば『チャイナタウン』はリディアが主役で、次作はビルが主役というぐあいです。ちょっぴり気の強いリディアと謎めいた過去がありそうなビル。このふたりのあいだで視点が変わると、いつもの探偵稼業も街の風景もちょっと違って見えてきます。お互いに相手に対する微妙な感情の揺れも……ほら、興味がわいてきたでしょう?

 読書会ではシリーズ1作目の『チャイナタウン』を取りあげますが、余裕があったら2作目の『ピアノ・ソナタ』も読んでみてください。このシリーズのおもしろさが実感できるはず!

 そしてそして、嬉しいことに、このシリーズ8作すべてが新刊書店で手に入るんです。いまなら「シリーズ途中の作品が絶版で……」なんて残念なことはありませんから、ぜひぜひリディアとビルをご贔屓に。横浜で大いに語りあいましょう!

               詳細

日時:     10月7日(金)19:00−21:00

場所:     神奈川近代文学館 小会議室

        〈神奈川近代文学館 交通手段と地図〉

        http://www.kanabun.or.jp/0g20.html

課題作品:   『チャイナタウン』創元推理文庫

         S・J・ローザン著/直良和美訳

定員:     18名

参加費:   一般:1,000円 学生:500円(会場代+諸経費)

        当日、受付でお支払い願います。

        読書会終了後、二次会の予定あり(参加費別途)。

◎申し込み方法

 横浜読書会専用アカウント ykhma.rg@gmail.com にメールでお申し込みください。件名に【読書会10/7】、メール本文にお名前とご連絡先電話番号(携帯電話も可)を入力してください。

◎課題作品は各自でご用意のうえ、当日までにお読みください。

◎定員に達しましたら、応募受付を締め切らせていただきます。

◎ご不明な点は上記の ykhma.rg@gmail.com までお問い合わせください。