どうも、あまりにもせっかちな桜のせいで、今年は花見に行けそうにない若林踏です。この原稿がアップされる頃には、もう葉桜だろうなー。

 と、花散る風景に寂しさを覚えている場合ではございません。

 海外ミステリの新作情報をいち早くお届けする「海外ミステリスニークプレビュー」第三回が4/7(日)15:00より新宿ビリビリ酒場で開催されます!

 翻訳ミステリ注目の近刊を生トークで紹介するこのイベント、今回はちょこっとリニューアルした点がございます。

★今回の「スニーク」、ここが違う!その1★

 今回紹介する作品は——

  『コリーニ事件』フェルディナント・フォン・シーラッハ(東京創元社)

  『赤く微笑む春』ヨハン・テオリン(早川書房)

  『ビッグ・ドライバー』スティーヴン・キング(文藝春秋)

 の3作品ですが、これらすべて4月刊、「スニークプレビュー」が行われる週には発売される作品ばかりです。読みたなったら、「スニーク」終了の二、三日後には書店さんに駆け込めばすぐに気になった本が読めちゃうのですよ。

★今回の「スニーク」、ここが違う!その2★

 今回、新たなゲストレビュアーが参戦します!

 その方は、当サイト「書評七福神」でもおなじみ、酒井貞道氏

 前回までの杉江×若林コンビよりちょっぴり若い書評家コンビで4月の海外ミステリの読みどころを徹底クロスレビューしちゃいます。

 第三回の料金も500円、もちろんコーヒー・ソフトドリンク付きという破格のお値段でご提供致します。

 僕のように花見に行けなくてしょんぼりしている人、春真っ盛りの翻訳ミステリを肴に(コーヒーで)一杯やりましょう!

 とと、もう一つ大事なことをお伝えせねば。

 4/7のスニークプレビュー終了後、17:00より更に翻訳ミステリ関連のイベントを用意しております。

★その名も「ビリビリ酒場 ワンコイン読書会」!★

 500円玉と課題本さえあれば誰でも参加できる! をキャッチフレーズに翻訳ミステリイベントの聖地である「ビリビリ酒場」で読書会を開いちゃいます。

 第一回の課題本はスティーヴン・キング『ミザリー』です。

 雪嵐のため事故に遭った売れっ子作家ポールは、偶然にも自身の熱烈なファンである女性に助けられる。しかし、次第にその女性の持つ狂気が露わになり、彼女の家に寝かされ身動きのとれないポールにとって恐怖の体験が始まるのだった。

 キングの代表作というべきこの『ミザリー』で、記念すべき「ビリビリ酒場読書会」のスタートを飾ろうでは……って、キングって名前、さっき見たぞ。

 そう、「第三回スニークプレビュー」ではそのキングの最新作を紹介するわけで、「スニーク」と「読書会」と、7日はキング・ファンにとってまさにお祭り状態というべき一日なのです。

 というわけで、こんなサービスしちゃいます。

「第三回海外ミステリスニークプレビュー」に来ていただいた方、『ミザリー読書会』は無料で参加いただけます。

 もちろん「スニーク」、「読書会」、どちらか一方だけの参加も当然OK。

 両イベントのご予約等については下のバナーからチケット予約ページをご覧ください。

 それでは、4月7日、ビリビリ酒場でお会いしましょう。

Live Wire 13.4.7(日) 最速!海外ミステリ先読みスニークプレビュー#3

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Live Wire 13.4.7(日) Biri-Biri酒場ワンコイン読書会(1) スティーヴン・キング『ミザリー』

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若林 踏(わかばやし ふみ)

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 ライター。挟名紅治の生まれ変わり。『ミステリマガジン』や書評サイト『bookjapan』等で主にミステリ小説の書評を中心に書いています。本読み以外の趣味は刑事ドラマ鑑賞。好きな刑事は「大都会Part?」の徳吉刑事。

 ツイッターアカウントは @sanaguti