おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちをご希望のかたは専用アドレスまでご連絡ください。

 みなさま、お暑うございます。

 しばらく暑さがおさまっていた東京ですが、今週から猛暑が戻ってくるということで、またあの、家にいれば天然の干物になり、外にいたら一瞬で蒸発しそうな天気になるのかとげっそりしている世話人です。ちなみに関東はこの夏、平均気温が平年を上回るとの予想……(嘆)。

 だからというわけではありませんが、まだ残暑の残る(と思われる)9月におこなわれる第四回の課題はコレ!

 イギリスはハンプシャー州の片田舎、名家の女性フィービの屋敷にある古い氷室で身元不明の死体が発見された。その屋敷で暮らすフィービと二人の女友達は村人に、さながらマクベスの魔女扱いされ、孤立した生活を送っていた。フィービの夫が十年前に突然、謎の失踪をとげたため、彼女が殺したのではないかと疑われていたのだ。発見された死体は失踪した夫なのか? だとしたらなぜいまになって戻ってきたのか? 失踪事件を調べていた警部との確執、排他的な村人たちとの軋轢のなか、謎めいたふるまいを続ける三人の“魔女”たち。しかし事件は意外な方向へ転換をみせる……。

 いまやイギリス・ミステリ界の女王となったウォルターズ。最近ではその綿密に重ねられた描写と周到に練られたプロット、複雑な群像劇、圧倒的なドラマ性といった作風がすっかり確立された感がありますが、この『氷の家』はデビュー作ということもあり、とても読みやすい作品です。しかし、それでいて彼女の個性である緻密なドラマ作りはすでにしっかり完成されており、イギリスらしいユーモアもあいまって、ウォルターズを初めて読む方にもおすすめです。もちろん、すでに大ファンという方にも、ウォルターズの原点をあらためて見つめ、新たな発見をしていただけると思います。

 どうぞふるってご参加ください!

日時:9月7日(土)午後4時〜6時

場所:清澄白河駅または森下駅から数分のカフェレストラン(詳細はご参加の方々に別途連絡します)

課題書:ミネット・ウォルターズ『氷の家』成川裕子訳(創元推理文庫)

定員:17名(先着順)

参加費:大人1000円、学生700円(ワンドリンク付き)

なお、今回の受付は8月14日(水)午後8時より開始といたします。

参加条件は課題書を読了していることだけ。皆様の申し込みをお待ちしております。

また、今回はお店の都合上、二次会の人数を事前に確定する必要がありますので、申し込み時に二次会の出欠も明記してくださいませ。

また、第4回は以下の条件に当てはまる方の参加費を無料といたします!

 ラブラドール犬を飼っている/飼っていた方

予算の都合上、特別無料席は当日先着順で1席とさせていただきます。写真または証明になるものをご持参ください。お待ち申し上げております

*二次会:6時半ごろから本会と同じ店にて、別会費にて予定しております。

【お申込み方法】

東東京読書会専用アカウント tokyoeast.mysreading@gmail.com にメールでお申し込み下さい。

件名に 「東東京読書会 9/7」、メール本文にお名前とご連絡先電話番号、一般か学生かの別をお書き下さい。ハンドルネームでのお申し込みはご遠慮ください。二次会への参加のご希望の有無もお書き添えください。

【受付期間】

先着順で受け付け、定員に達した段階で締め切らせていただきます。

東東京読書会世話人 青木悦子(ツイッターアカウント@hoodusagi)、東京創元社S(ツイッターアカウント@little_hs)、島村浩子(ツイッターアカウント@rhiroko

後援 翻訳ミステリー大賞シンジケート

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