(12月23日追記)おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちをご希望の方は公式アドレス( tokyoeast.mysreading@gmail.com )までご連絡ください。

 みなさまこんにちは。東東京読書会も、無事5回を迎えることになりました。第1回が台風で延期になったり、第2回が世話人のひとりが腸炎で倒れるなんてことがありましたが、しっかり続けられてよかったです(無事?)。とてもまったりした会ですが、これからもゆる〜くやっていきたいと思います。

 さて、これまでの読書会アンケートで、今後の読書会で読んでみたい作品や作家のご希望をうかがいました。その中に「文学系も読みたい」「解釈しにくいところがあって、いったいこれはどういうことなの?と言いたくなるような作品を読んでみたい」とゆーお声がありまして。おお、ならば! ということで、今回の課題図書はポール・オースター『ガラスの街』(ニューヨーク三部作の一番目)に決定いたしました!

「そもそものはじまりは間違い電話だった」。ニューヨークの街に住む作家ダニエル・クィンは、ある夜、一本の間違い電話を受ける。クィンはなりゆきで探偵らしき“ポール・オースター”を装い、依頼人である知的障害をもつ男に会うことになった。男の妻が話すところによると、彼は長年、父親に窓をふさいだ部屋に閉じこめられた生活を送っていた。父親は捕まったものの、明日出所するという。どうか彼を守って欲しい——。ポール・オースターになりすましたクインは、依頼を引き受けるが……。

 とまあこんなあらすじなのですが、あらすじを説明することに意味がないような気がしてくるくらい、物語は不条理さに満ちています。しかし同時に、探偵小説を思わせるミステリタッチの構成と、鮮やかかつ意表をつかれる展開が印象的な作品でもあります。読むひとによってまったく違う感想が出てくるタイプの小説なので、まさに読書会向きではないでしょうか。柴田元幸氏による透明感あふれる美しい訳文も魅力のひとつなので、ぜひ味わっていただきたいと思います。 

 どうぞふるってご参加ください!

日時:2014年1月25日(土)午後4時〜6時

場所:皇居近くの会議室

課題書:ポール・オースター『ガラスの街』柴田元幸訳(新潮社)

定員:18名(先着順)

参加費:一般700円、学生500円

なお、今回の受付は12月17日(火)午後8時より開始といたします。

参加条件は課題書を読了していることだけ。皆様の申し込みをお待ちしております。

また、今回はお店の都合上、二次会の人数を事前に確定する必要がありますので、申し込み時に二次会の出欠も明記してくださいませ。

*二次会:6時半ごろから別会費にて予定しております。

【お申込み方法】

東東京読書会専用アカウント tokyoeast.mysreading@gmail.com にメールでお申し込み下さい。

件名に「東東京読書会 1/25」、メール本文にお名前とご連絡先電話番号、一般か学生かの別をお書き下さい。ハンドルネームでのお申し込みはご遠慮ください。二次会への参加のご希望の有無もお書き添えください。

【受付期間】

先着順で受け付け、定員に達した段階で締め切らせていただきます。

東東京読書会世話人 青木悦子(ツイッターアカウント@hoodusagi)、東京創元社S(ツイッターアカウント@little_hs)、島村浩子(ツイッターアカウント@rhiroko

後援 翻訳ミステリー大賞シンジケート

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