おかげさまで10回目を迎えることになりました翻訳ミステリー金沢読書会です。今回の課題書は、ヘレン・マクロイ著『二人のウィリング』(Alias Basil Willing)、当会では久々の本格系ミステリーです。

 ”本格系”としたのは、ストレートな本格ものとは少し趣向のちがう、コンパクトな中にいろいろな要素が盛りこまれた作品だからです。シリーズものの途中作ですが、”精神科医のベイジル・ウィリング博士が探偵役”という点さえ踏まえておけば、初めてのかたも特に支障なくお楽しみいただけるかと(乱暴?)。

 昨年の各種ミステリーランキングでも大健闘(『2017本格ミステリ・ベスト10』海外本格ミステリ・ランキング第2位、『IN☆POCKET』文庫翻訳ミステリー・ベスト10総合第9位、『このミステリーがすごい!』海外篇15位など)の本書を一緒に楽しみましょう。深緑野分さんのマクロイ愛にあふれた解説も必読です。

 今回は県外のかたからも人気の高いミステリーカフェ〈謎屋珈琲店〉の上階スペースをお借りして開催します。お店のほうで謎解きクイズやスイーツを楽しみたいかたは、早めにいらしてゆっくりなさってくださいね。

 10回記念ということで、読書会の参加費は無料です(ドリンクのみご注文ください)。

開催日時:2017年3月4日(土)15:30〜17:30(受付15:15〜)

会場:〈謎屋珈琲店〉2階イベントスペース

課題図書『二人のウィリング』ヘレン・マクロイ著/訳(ちくま文庫)

 当日までに読了してご参加ください。

定員:15名程度

参加費:ドリンク料金500円

【申し込み方法】

 専用アカウント(kanazawa.dokusho@gmail.com)までメールでお申し込みください。件名を「金沢読書会10」とし、メール本文には下記のフォーマットをご使用ください。お問い合わせもお気軽にどうぞ。

お名前(ご本名フルネーム):

ご連絡先電話番号(携帯可):

懇親会(会費別途 18:00〜の予定):参加/不参加(いずれかを消してください)

 お申し込みのメールには、遅くとも12時間以内に返信さしあげます。こちらからの受付メールが届かない場合は、お手数ですが再度ご連絡ください。

 先着順で受け付け、定員に達した段階で締め切らせていただきます。

 翻訳ミステリー金沢読書会世話人 北田 絵里子(ツイッターアカウント@erk_ktd

 後援 翻訳ミステリー大賞シンジケート

各地読書会カレンダー

これまでの読書会ニュースはこちら