※おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちをご希望のかたは、下記の専用アドレスまでご連絡ください。(10月5日追記)

執事「旦那さま、お呼びでしょうか」

伯爵「ああ、カーソン。南東京の読書会はどうなっているのかと、あちこちから迫られて弱っていてね。とはいえ、いつものように表参道に集まるわけには……。何かいい策はないだろうか」

執事「それでしたら旦那さま、オンライン読書会はいかがでしょうか。遠方にお住まいのかたもご参加いただけますし」

伯爵「おお、カーソン、それだ! むしろ、なぜそれを早く言わんのだ。善は急げ、さっそく開催しよう。ところで、“これは!”という課題書に心あたりはあるかね?」

執事「はい、ございます、旦那さま。『ザリガニの鳴くところ』という作品が大変評判がいいとか。ニューヨークタイムズのベストセラーリストになんと106週もランクインしているそうです。それで、わたくしも読みはじめたところでして。作品の舞台である湿地の自然描写がため息をつくほど美しく、しかも湿地は広大ですので“ああっ、3密!”と、ついハラハラすることもありません」

伯爵「ふむ、密うんぬんはさておき、すぐにでも読みたくなってきたぞ。では、決まりだな」

執事「あの、旦那さま。お恥ずかしい話ですが、わたくしIT方面に疎く、オンライン読書会の準備に何をすればいいのかさっぱり……」

伯爵「なるほど。では、こうしよう。実は読書会の世話人を近々交代する話があってね。今回からさっそく新しい世話人のおふたりにすっかりお任せしようじゃないか! 表参道では、またみなさんにお目にかかることになるだろうがね」

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……というわけで、南東京もオンラインで読書会を開催いたします!

 課題書は「2019年アメリカで一番売れた本」、『ザリガニの鳴くところ』です。

 南東京読書会では、立ちあげより栗木さつき、国弘喜美代が世話人をつとめてきましたが、今回のオンライン読書会から越前敏弥、廣瀬麻微のふたりが中心となって進めていくことになりました。読書会にご参加くださったみなさん、ゲストでお越しくださったかたがたをはじめ、これまでお世話になったみなさまに、この場を借りて改めて御礼申しあげます。いたらない世話人でしたが、本が好きな人たちとぞんぶんに本の話ができて、ほんとうに楽しい時間でした! 今後ともどうぞ南東京読書会をよろしくお願いいたします。

それでは、以下詳細です。

開催日   2020年10月31日(土)

時 間   15時から17時

課題書   ディーリア・オーエンズ『ザリガニの鳴くところ』
                               (友廣純訳、早川書房、電子書籍版あり)
      ※課題書を読了のうえご参加ください。

実施形式  Zoom ミーティング
                            (事前に Zoom のアカウント取得が必要です)

参加費   無料(要予約)

参加方法     minamitokyo.dokusho@gmail.com まで下記のフォーマットに
                             ご記入のうえ、ご連絡ください。


お名前(ご本名フルネームまたは著訳書のペンネーム):
ご連絡先アドレス:
ご連絡先電話番号(できれば携帯番号):


定員(世話人含めて12名)になり次第、募集を締め切らせていただきます。

お申し込みの受付は、10月3日(日)21時に開始いたします。

オンライン開催ですので、遠方からも気軽にご参加いただけます。
この機会にぜひご検討ください!

南東京読書会 新世話人 越前敏弥 廣瀬麻微
       旧世話人 栗木さつき 国弘喜美代(対面型が復活した
       最初の回のみ、共同世話人をつとめる予定です)

後援 翻訳ミステリー大賞シンジケート