※おかげさまで満席となりました。(3月12日追記)

執事「お嬢さま、つぎの読書会の課題書は決まりましたか」

伯爵の娘「ぜんっぜんだめ。新しい作品がつぎつぎと出ていて、何がなんだかわからないくらいよ。お父さまはどうやって決めてたのかしら」

執事「新作ミステリーである必要はないと思いますよ。あえてクラシックの作品など、いかがですか」

伯爵の娘「クラシック!? 昔の作品なんて、ほとんど読んだことがないわ。このあいだなんて、『エラリイ・クイーン? 女王さまもミステリーをお書きになるなんて、よほどお暇なのね』と言って、いろいろな意味でお父さまを怒らせたくらいよ」

執事「あ、それはさすがに……ですが、ちょうどいいではありませんか。読書会のみなさまといっしょなら、初心者のかたでも楽しく読めると思いますよ」

伯爵の娘「いいわね! そうしましょ! バロー、さっそく課題書を選んでちょうだい!」

執事「えっと、それはお嬢さまが……」

伯爵の娘「わたしに選べるわけがないでしょう? クラシック・ミステリー初心者に読ませたい、定番中の定番をあなたが選ぶのよ!」

執事「は、はい。かしこまりました(カーソンさん、これも執事の仕事なのですね……)」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

……というわけで、第3回南東京オンライン読書会を開催いたします!

 これから南東京読書会では、〝お嬢さまといっしょにクラシック・ミステリーを読んでいこうプロジェクト〟と称しまして、新作ミステリーとクラシックの作品を交互にとりあげていこうと考えています。今回の課題書は密室ミステリーの必読書、『黄色い部屋の謎』です。訳者の平岡敦さんをゲストにお迎えする予定です。お嬢さまのようにあまりクラシック・ミステリーになじみのないかただけでなく、『黄色い部屋の謎』ファンのかたのご参加も大歓迎です! みなさまのお申し込み、お待ちしています。

 それでは、以下詳細です。

開催日   2021年4月10日(土)

時 間   16時から18時

課題書   ガストン・ルルー『黄色い部屋の謎』
      (平岡敦訳、東京創元社、電子書籍版あり)
      ※課題書を読了のうえ、ご参加ください。

実施形式  Zoom ミーティング 
      ※事前に Zoom のアカウント取得が必要です。
       顔出しでのご参加をお願いします。

参加費   無料(要予約)

参加方法  minamitokyo.dokusho@gmail.com  まで下記のフォーマット
      にご記入のうえ、ご連絡ください。

      --------------------------
      お名前(ご本名フルネームまたは著訳書のペンネーム):
      ご連絡先アドレス:
      ご連絡先電話番号(できれば携帯番号):
      -------------------------- 

 

 定員(世話人・ゲスト含めて15名)になり次第、募集を締め切らせていただきます。
 お申し込みの受付は、3月10日(水)20時に開始いたします。

 オンライン開催ですので、遠方からも気軽にご参加いただけます。この機会にぜひご検討ください。

南東京読書会世話人 越前敏弥 廣瀬麻微
後援 翻訳ミステリー大賞シンジケート