おかげさまで満席となりましたので受付を締めきります。浜松近辺が地元の方は地元優先枠が残してありますので、ご連絡ください。
(10月5日追記)

 9月に入り、暑さがだいぶ和らいできた今日この頃。秋の夜長に読書するのが嬉し楽しい季節の到来!と思うとわくわくしてしまいます。
 わくわくと言えば、浜松読書会の今回の課題書はドキドキワクワクの冒険ミステリー、M・J・カーター『紳士と猟犬』(高山真由美:訳/早川書房)です。

 19世紀、ヴィクトリア女王即位の頃と聞くと、「ヴィクトリア朝ロンドンが舞台なのか」とつい考えてしまいますが、舞台はインドですよ、インド! その頃のインドは藩王国が多数ありつつも、ほぼ全土を英国資本の東インド会社が支配していた時期。この舞台設定だけで「お?」と興味を引かれませんか?

 インドと言えば、亜熱帯。つまり密林がある。当然野生の王国状態。そんな中を数百km(ほぼ1,000kmかも)旅をするんですよ、主役たちが。信頼関係のある仲間との旅ならいざ知らず、ほぼ初対面、しかも印象最悪の男だなとお互いに考えている相手と共に、受けざるを得なかった行方不明中の著名詩人の捜索任務。すんなり行く訳もなく、初っ端から問題山積み。しかも危険は自然や動物だけじゃないんです。陰謀やら謎の犯罪集団まで出てきちゃうんです!素晴らしい大盤振る舞い!!

 未熟な若者の成長を温かく見守るもよし、主役二人の関係性を存分に楽しむもよし(この辺りに関しては♪akiraさんのレビューもおススメです)、歴史冒険活劇として楽しむもよし、な作品です。

 当日はゲストに本書を訳された高山真由美さんをお招きしております。直接お話を聞けるこの機会を見逃さずに奮ってご参加くださいませ。

 日 時:2017年10月21日(土)14:00~16:30(受付開始 13:45~)
    *終了後に懇親会を予定しています(会費別途)
場 所:JR浜松駅近くの貸会議室(参加の皆さまに詳細をご連絡します)
課題書:M・J・カーター『紳士と猟犬』(高山真由美:訳/早川書房)
    *各自ご用意の上、当日までにお読みください。
定 員:15~20名(世話人、ゲスト込み)
参加費:500円(学生無料)

申込方法:浜松読書会専用アドレス( hmdk1005@gmail.com )宛てにメールにてお申し込みください。
 件名に【10/21読書会】、本文にお名前連絡先電話番号懇親会への参加希望の有無を明記してください。

浜松読書会世話人 山本三津代(@nirokuya

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