※おかげさまで満席となりました。受付を終了いたします。(5月7日追記)

 お久しぶりです。岐阜読書会です。
 朝の連ドラ『半分、青い。』に沸く岐阜県よりお送りいたします。ヒロインとほぼ同世代ですが、198X年の東美濃に佐藤健はいなかったことを申し添えておきます。
 さて、翻訳ミステリー大賞の興奮も冷めやらぬこの週末。受賞作『フロスト始末』や読者賞の『13・67』を手に取られる方も多いでしょう。
 しかしもちろんご記憶のことと思います。遡ること一年前、大賞と読者賞の両方に輝いた作品があったことを。

 そう、第4回岐阜読書会は、ジョー・ネスボ『その雪と血を』です!

 麻薬組織の殺し屋・オーラヴの今度の仕事は、不貞を働いたというボスの妻・コリナを始末すること。しかし彼女を一目見た瞬間、運命の歯車は狂い始める。そう、オーラヴは恋に落ちてしまったのだ……。
 
 1970年代、ノルウェー・オスロを舞台に繰り広げられる、雪の白と血の赤に彩られた物語。ノワールでありながら寓話めいた美しささえ感じる、ダブル受賞にふさわしい逸品です。

 そしてなんと! 訳者の鈴木恵さんに今回ゲストとしてご参加いただけることになりました。
 鈴木さんといえば名作『深夜プラス1』の新訳も手がけた方です。ここだけのあんな話やこんな話、聞いてみたいと思いませんか?
 たくさんのご参加、お待ちしています!

 
日時 2018年5月19日(土)13:50~16:30
   終了後にJR岐阜駅近くまで移動し、17:30頃から懇親会を開催の予定   です。
   もちろん読書会のみの参加も歓迎です。

場所 みんなの森 ぎふメディアコスモス
   (https://g-mediacosmos.jp/
   JR岐阜駅、名鉄岐阜駅よりバスで15~20分。

課題図書  ジョー・ネスボ『その雪と血を』(鈴木恵 訳/ハヤカワ・ミステリ)
      各自ご準備の上、当日までにお読み願います。

定員 15名(幹事含む)
 
参加費 500円
 
申込方法 岐阜読書会のアドレス gifbook0923@gmail.com にメールにてお申し込みください。

 件名は【5/19読書会】としてください。

 本文にお名前(本名もしくは著訳書のペンネーム。ハンドル不可)とご連絡先電話番号(モバイル推奨)、懇親会の参加希望の有無を明記。

 ご不明な点については上記のgifbook0923@gmail.comまでお問い合わせください。

 岐阜読書会世話人 佐伯ちづる(ツイッターアカウント:@ewesthill

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(以下、幹事たちの会話)

「お待ちしています……っと。それにしてもよく来てくださいましたね、鈴木恵さん」
「あっそれはね、去年の受賞式の懇親会でご挨拶したの、岐阜読書会ですって。鈴木さんは長野県なんだって」
「お隣じゃないですか。仲良くできそうですね、近いし海なし県だし」
「そしたら鈴木さんが、

『岐阜には馬籠をとられた恨みがある!』

 ……って」
「えぇっ?」

 《馬籠(まごめ)とは》
 岐阜県中津川市馬籠地区(旧・長野県木曽郡山口村神坂地区)。
 古くは馬籠宿と呼ばれ、長野県の妻籠宿と並ぶ木曽中山道の宿場町。『夜明け前』の作者・島崎藤村の出生地としても有名。しかし2005年2月、山口村が中津川市と越県合併、長野県から岐阜県となった。合併の際には村民が長野県歌「信濃の国」を歌って別れを惜しんだという。

「それで是非岐阜に一言言いたい、って」
「そ、それじゃオスロの麻薬組織の抗争が長野vs岐阜の抗争になっちゃうじゃないですか?!」
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 という事情で、鈴木氏を迎撃してくださる岐阜県民・他県民を大募集。もちろん鈴木氏サイドにつきたい長野県民も大歓迎です。
 みなさまのお申し込み、重ねてお待ちしております。

 岐阜読書会世話人 佐伯ちづる(ツイッターアカウント:@ewesthill