今年の真夏の読書探偵作文コンクールでは、翻訳書を取り扱っていらっしゃる出版社39社から推薦書をあげていただきました。ご協力くださった出版社の担当者のみなさま、どうもありがとうございます。
きょうからあすにかけて、各出版社からのメッセージと推薦書を社名の50音順に紹介していきます。これは第2弾です。
※対象年齢はすべて出版社からの指定です。
※ここに掲載された作品からかならず選べ、ということではありません。あくまで本選びの参考になさってください。
※プリントアウトできるリストのPDF版は現在作成中です。来週末にサイトに載せる予定です。
【くもん出版】
アンネ・フランクの生涯を見届けたマロニエの木。奴隷という境遇のなか、文字を書く楽しさを知り、心を解放していく少女。家族を失いながらも前向きに生きる子どもたち…。生きることの意味を問う、翻訳児童文学です。(編集部 山田陽子さん)
【小学校中学年から】『ジャミールの新しい朝』
【小学校中学年から】『ウェディング・ウェブ サムがつむいだ夢』
【小学校高学年から】『アンネの木』
【小学校高学年から】『クロティの秘密の日記』
【講談社】
海外で刊行された本の翻訳書を読むということは、その物語の扉をあけるとともに、その本が出された国の空気を感じたり文化に触れたりする大きな扉をあけることでもあると思います。どうぞ楽しい旅でありますように。(児童図書第一出版部 長岡香織さん)
【小学生向け】『ノエル先生としあわせのクーポン』
【小学生向け】『りっぱな兵士になりたかった男の話』
【中高生向け】『13の理由』
【中高生向け】『はるかなるアフガニスタン』
【国書刊行会】
若いうちにたくさん「変な」本に触れて育っていただくことを切望する小社としては、以上の四冊をオススメします。これを一つのきっかけとして、様々な本に手をだしてみてください。(編集部 伊藤嘉孝さん)
【小学生向け】『お日さま お月さま お星さま』
【中学生向け】『比類なきジーヴス』
【中学生向け】『通信教育探偵ファイロ・ガッブ』
【高校生向け】『ゴーレム100』
【小峰書店】
幼年童話を卒業したこどもたちに読んでもらいたい小学校中学年向きの三作品です。これらの本をとおして翻訳本のたのしさを知ってもらえたらうれしいです。(編集部 山岸都芳さん)
【小学校中学年向き】『世界一力もちの女の子のはなし』
【小学校中学年向き】『11号室のひみつ』
【小学校中学年向き】『ジュディ・モードはごきげんななめ』
【朔北社】
この3冊はどれも、読み始めたらページをめくる手を止められない、自信を持ってお勧めできる翻訳書!(編集部 松崎美奈子さん)
【小学校高学年から】『ある日とつぜん、霊媒師』
【小学校高学年から】『ある日とつぜん、霊媒師 2 恐怖の空き家』
【小学校高学年から】『アルマ 運命のペン』
【集英社】
国や人種、文化の違いをどう乗り越えるのか……。主人公たちの姿を通して世界の広さを感じさせられる2作品。『ジョン万次郎〜』は米国時代のジョン万次郎を、『ヘルプ〜』は米国南部の黒人・白人女性の絆を描いています。(文芸編集部翻訳書編集 出島みおりさん)
【小学校高学年から】『ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂』
【中高生向き】『ヘルプ 心がつなぐストーリー』(上・下)
【小学館】
世界一有名な“コカ・コーラ”の世界一おもしろい物語や、13歳の誕生日に不思議なことが起こる冒険物語。とにかくがんばる女の子たちの元気がわいてくる友情物語。夏休みに読むのにぴったりの4冊です。(出版局 喜入今日子さん)
【小学生向け】『盗まれたコカコーラ伝説』
【小学生向け】『チ・カ・ラ。』
【中高生向け】『リアル・ファッション』
【中高生向け】『靴を売るシンデレラ』
【新潮社】
名翻訳家による絶品新訳にミステリの古典中の古典の新訳、「ハリポタ」を押さえて児童文学賞歴代1位となった名作ファンタジーに現在大注目のディストピアYA。他にもいっぱい紹介したいですが……鉄板のお薦めです!(新潮文庫編集部 北本壮さん)
(指定なし)『トム・ソーヤーの冒険』
(指定なし)『黒猫・アッシャー家の崩壊』
(指定なし)『黄金の羅針盤 〈ライラの冒険〉シリーズ1』(上・下)
(指定なし)『レジェンド: 伝説の闘士ジューン&デイ』
【鈴木出版】
読みだしたら止まらない物語を4つご紹介。同じこの地球でくらしながら、いまの日本とはまったくちがう状況を生きる主人公たちにぜひ会ってみてください。みなさんの心の中にずっと残る存在になるはずです。(編集部 今西大さん)
【小学校高学年〜中学生向き】『ヒットラーのむすめ』
【小学校高学年〜中学生向き】『ボーイ・キルズ・マン』
【小学校高学年〜中学生向き】『フィッシュ』
【小学校高学年〜中学生向き】『ピーティ』
【セーラー出版】
『いやだいやだの…』——機嫌が悪いスピンキーはどのように立ち直ったか
『ほんをよめば…』——本を片手に何でも解決?! 読む楽しさを共感する絵本
『たいせつな てがみ』——王様の手紙は無事に届くのか? ワニくんの追跡の旅(編集部 三上美根子さん)
【小学生向け絵本】『いやだいやだのスピンキー』
【小学生向け絵本】『ほんをよめば なんでもできる』
【小学生向け絵本】『たいせつな てがみ』