『トワイライト4 上・下』/BREAKING DAWN

ステファニー・メイヤー(Stephenie Meyer)/小原亜美・訳


(上巻あらすじ)

「ぼくたちは結婚します。この世のなによりベラを愛している……」エドワードとベラの婚礼の日がやってきた。古風なウェディングドレスに身を包みヴァージンロードを進むベラを、エドワードの優しい微笑みが迎える。あらゆる壁を乗り越えて愛をつらぬいた二人はついに結ばれた。花嫁となったベラは吸血鬼への転生を待つのみ。しかし新婚旅行で訪れた南の島で、だれにも予想できない出来事が襲う。永遠の愛を目前にして、二つの魂は引き裂かれてしまうのか……。

禁断の恋から生まれた究極の純愛ストーリー。ヴァンパイア・ラブは最終章へ!

(下巻あらすじ)

「ベラ行くな、おれをおいて行くな、心臓をとめるな!」究極の選択をせまられたエドワードとベラが下したのは、ヴァンパイアの掟にそむく命をかけた決断だった。愛の結晶を守りぬこうとするベラと、ひたすらにベラの幸せだけを望むエドワードの苦悩。一方、サム率いる人狼たちとカレン一族とのあいだには”協定”をめぐって不穏な空気が流れ始める。そして人狼の絆を支配する”刻印”を信じながらもベラを想い続けるジェイコブに、ある運命が待ち受けていた。永遠の愛はどこへ向かうのか?

それぞれの想いが導くのは、さらなる衝撃のラスト!

『レースリーダー』/THE LACE READER

ブルノニア・バリー(Brunonia Barry)/池田真紀子・訳

レースの編み目から未来を読むことのできる能力を持つレースリーダー。魔女の町セーラムでそんなレースリーダーの重鎮、エヴァが失踪した。大叔母失踪の知らせを受けたタウニーは急遽帰省するが、それを待っていたかのように、エヴァの死亡が確認される。エヴァはいったいなぜ死ななければならなかったのか?エヴァを毛嫌いしていた元娘婿率いる新興宗教集団の仕業なのか?みずからもレースリーダーの能力を持つタウニーが手繰り寄せた手がかりは、エヴァの一族の、そしてタウニー自身の秘められた過去へと結びついてゆく——ついにはタウニーにも魔の手が迫る。そしてラストでは想像もつかないどんでん返しが!

デビュー作でありながら伏線につぐ伏線を張った巧みなストーリー展開とあざやかな着地で、世界中の通を驚愕させた、ミステリーファン待望の傑作!

『聖なる谷の淑女 上・下』/SCANDAL’S BRIDE

ステファニー・ローレンス(Stephanie Laurens)/法村里絵・訳

(上巻あらすじ)

1819年12月。スコットランドの人里離れた谷に肥沃な土地を所有する美貌の女性カトリオーナは、不思議な幻を見た。そこに出てきたのは男の顔、たくましい戦士の顔だった。お告げによれば、意外にも、将来、彼女の子供たちの父親になるのがその男だという……。そんな折、亡くなった後見人の遺言の読み上げに立ち会うことになったカトリオーナは、ハイランドへ向かった。そこで出会った名門シンスター家の男性リチャードこそ、幻に出てきた男だった!

(下巻あらすじ)

後見人の遺言の内容は驚くべきものだった。遺産が一族に分与されるためには、1週間以内にリチャードがカトリオーナとの結婚に同意しなければならないというのだ。リチャードは日ごろ華やかなロンドンの社交界で浮名を流している男。一方、カトリオーナはスコットランドの領地から離れるわけにはいかない。だから、彼がカトリオーナと結婚することはありえない。しかし、彼女はお告げにしたがい、リチャードの子供を身ごもる決意を固めた。そして、ある夜リチャードにこっそり眠り薬をのませてから、彼のベッドに忍び込むのだが……。

『この身を悪魔に捧げて』『狼とワルツを』につづく話題の傑作ヒストリカル・ロマンス!

『キス・キス・キス 抱きしめるほどせつなくて』

PLAYING THE DOCTOR/THE WICKED WITCH OF THE WEST SIDE/LOVEPOTION #9

ローリ・フォスターほか(Lori Foster)/石原未奈子ほか

母の死後、厳格な医者のおじに育てられた21歳の看護学生リビー。学費を返済するためおじが主催するパーティのウェイトレスを引き受けた彼女は、その夜、魅力的な男性客アクセルと知り合う。不器用で男性経験ゼロの自分に対し、彼は名うての遊び人。小娘扱いされ傷ついたリビーは、バージンを捨てようと決意し婦人科でピルを処方してもらうことに。けれどそこに現れたドクターは、二度と会うまいと思っていたアクセルその人だった……! 人気作家ローリ・フォスターの話題作をはじめ、敏腕ロマンス編集者と現代の魔女、一風変わったヒロイン達の恋を綴る3篇のエロティック・オムニバス。