ガラスの鍵/The Glass Key
ハメット(Dashiell Hammett)著/池田真紀子訳
古典新訳文庫/2010年8月10日発売/定価:880円
アメリカ文学史に屹立する不滅の名作!
チャンドラーを凌ぐ面白さ
伝説の作家、ハメットの最高傑作、待望の新訳!
賭博師ボーモントは友人の実業家であり市政の黒幕・マドヴィッグに、次の選挙で地元の上院議員を後押しすると打ち明けられる。その矢先、上院議員の息子が殺され、マドヴィッグの犯行を匂わせる手紙が関係者に届けられる。友人を窮地から救うため、ボーモントは事件の解決に乗り出す。
「ハメットの小説は、一般的に流通しているハードボイルド探偵小説のイメージから逸脱する何かを
持っている。その『何か』を『文学性』と呼ぶことも可能だろう」(諏訪部浩一氏・解説より)
●日本版Wikipedia=「ダシール・ハメット」の項目
●翻訳作品集成(Takashi Amemiya氏作成)=「ダシール・ハメット」の項目