チェリーパイの困った届け先—卵料理のカフェ2—/Eggs Benedict Arnold (2009)
ローラ・チャイルズ/東野さやか訳
ISBN:978-4-270-10374-6/定価:924円(税込)
刊行日:2011/01/07
ほっぺた落ちるカフェで謎解きを。
わざわざ取り置きしたチェリーパイ。いっこうに取りに現われない男性客の事情とは?
「お茶と探偵」シリーズで大人気の著者による新シリーズ第2弾。
早く帰りたいときに限って問題は起こるもの——。
公園で開かれる手づくり菓子の販売会を、ボランティアで手伝うことになったスザンヌは、一刻も早く居心地のいい自分の店に戻りたかった。
ところが、チェリーパイを取り置きしていった葬儀屋のオジーがいっこうに姿を現わさない。
そこでパイ皿を手に、ひと気のない葬儀場を訪ねてみると、そこには息のないオジーが横たわっていて……。
ケーキづくしの好評シリーズ第2弾!
ローラ・チャイルズ(Laura Childs)広告代理店でライター兼プロデューサー、さらに自らが設立したマーケティング会社のCEO兼クリエイティブ・ディレクターを務めた後、シナリオライターになる。その後ミステリ作家を目指し、2001年に〈お茶と探偵〉シリーズ第1作『ダージリンは死を招く』でデビュー。その人気を受けて、本シリーズを 2008年に発表。夫であり教授のボブと、旅行で日本にもしばしば訪れている。 ●ローラ・チャイルズ公式サイト→ http://www.laurachilds.com/index.html |
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死刑囚/Edward Finnigans Uppr〓ttelse (2006)
アンデシュ・ルースルンド&ベリエ・ヘルストレム/ヘレンハルメ美穂訳
ISBN:978-4-270-10375-3/定価:998円(税込)
刊行日:2011/01/07
『制裁』(グラスニッケル最優秀北欧犯罪小説賞受賞作)、『ボックス21』に続く
スウェーデン発人気シリーズの第3弾!
冬の朝、ストックホルムで起きた傷害事件。単純な事件だった……逮捕された男が、6年前にアメリカの監房で死んだ死刑囚とわかるまでは。恋人を殺し、死刑囚となった男だったが、刑の執行を待たずに独房で死んだ……はずだった。男の死刑を見届けることだけを支えにしていた被害者の遺族、男を間近で見ていた看守……6年間止まっていた時が再び動き出す。あの時監房で何があったのか? 生きていた死刑囚はどうなるのか? やるせない衝撃の結末が胸を打つ!
アンデシュ・ルースルンド(Anders Roslund)1961年生まれ。作家・ジャーナリスト。テレビ局の番組統括、レポーターなどを務めた。刑務所に関するドキュメンタリー番組を制作中にヘルストレムと出会い、意気投合。共著のデビュー作『制裁』でグラスニッケル最優秀北欧犯罪小説賞を受賞。 ベリエ・ヘルストレム(Borge Hellstrom)1957年生まれ。刑事施設・更正施設評論家。自らも犯罪者として服役した経験から、犯罪防止を目指す団体の発起人となり、犯罪に走る少年たちのケアを行なう。ルースルンドと出会い、作家デビュー。 ●ルースルンド&ヘルストレム公式サイト→ http://www.roslund-hellstrom.com/ |