流刑の街/DEVILS IN EXILE (2010)
チャック・ホーガン(Chuck Hogan)/加賀山卓朗訳
定価903円(税込)/2011年1月20日発売/ISBN978-4-86332-303-2
J・ディーヴァー絶賛の著者が贈る話題作!
ボストンの駐車場で夜間警備員として働く、若きイラク帰還兵メイヴン。ある晩、強盗に襲われた彼は、反撃のすえ相手を殺しかけてしまう。その翌日、メイヴンは一人の美しい女からある人物に連絡するよう伝言を受ける。メイヴンを待っていたのは元軍人だという謎めいた男ロイス。彼はメイヴンに自分のチームで働かないかと言ってきた。除隊後、鬱屈した日々を送るメイヴンのような男たちを集め、麻薬組織を襲撃して街を浄化すること─それがロイスの“仕事”だった。戦場を思い起こさせる仲間たちとの絆と多額の報酬、すべては完璧に思えた。ある日歯車が狂いだし、街に血が流れ始めるまでは……。
●AmazonJPでチャック・ホーガンの本をさがす●
●AmazonJPで加賀山卓朗さんの訳書をさがす●
灼熱の悪夢から逃れて/FIRESTORM (2004)
アイリス・ジョハンセン(Iris Johansen)/高田恵子訳
定価924円(税込)/2011年1月20日発売/ISBN978-4-86332-302-5
女王が贈るロマンティック・サスペンスの粋!
美貌の女性ケリーは、幼い頃に火事に巻き込まれて以来、火事が起きた現場に立つと火災発生時の状況を感知できる不思議な能力を身につけていた。そしてその能力を生かすため、消防署の放火調査官になった。そんな彼女のもとをあるときシルヴァーという男が訪れ、思いもよらぬ依頼をする。合衆国政府に恨みを抱き、炎を凶器に使った残虐な殺人を繰り返す科学者トラスク─彼を阻止するのに協力してほしいというのだ。承諾したケリーは、シルヴァーと行動をともにするうちに、しだいに彼に惹かれていく。だが、二人の行手に待ち受けるのはトラスクが仕掛けた戦慄の罠だった!