乾杯は緋色のワインで/BLOOD VINES

 エリカ・スピンドラー(Erica Spindler)/酒寄晴子訳

 定価924円(税込)/2011年3月19日発売


ラブサスペンスの女王が放つ最新作!

 すべてを話すわ。約束する——そう伝言を残し自殺した美貌の母。サンフランシスコで暮らす女性アレックスは謎に包まれた母の過去に導かれるように、ソノマの名門ワイナリーを訪れる。そこで待っていたのは、5歳までともに暮らしたという義理の父の一族。25年前、赤ん坊だった弟が誘拐され消息を絶ち、母はアレックスを連れ家を出たという。ならば、なぜ自分には一切記憶がないのか? 折しも付近で嬰児の古い死体が発見され、アレックスは事件を追う刑事リードと封印された過去をたどりはじめる。だが、一人また一人と関係者が殺され、しだいに彼女に疑惑の目が……。ラブサスペンスの話題作!