信じてほしいTrust Me (2009)

 ピーター・レナード Peter Leonard /濱野大道訳

 定価:945円/発売日・2012/05/10

 ISBN:978-4-270-10413-2

悪党が多すぎる!

莫大な強奪金をめぐって、あくどいやつらが繰り広げる

三つ巴、四つ巴の容赦なき争奪戦。

期待の新鋭のノンストップ・サスペンス!

「どう見ても、レナード一族には、偉大なストーリーテラーの血が流れているらしい。」——カール・ハイアセン

カレンはどうしてもあきらめきれなかった。モデルをしながら貯めた虎の子の30万ドル。

闇金業界で力を振るう昔の愛人サミールを信用して預けたのに、いくら催促しても返してくれない。

たまたま婚約者の家で強盗に遭遇したカレンは一計を案じ、ボビーとロイドという二人組にサミールの家を襲撃する計画を持ちかけた——獲物は現金の詰まった金庫、自分が手引きするから成功まちがいなし、と。

だが、彼らの荒っぽい強奪作戦は思ってもみなかった展開に……!

エルモア・レナードの息子が放つサスペンス小説の秀作。

リヴァトン館(上・下)The Shifting Fog (2006)

 ケイト・モートン Kate Morton /栗原百代訳

 定価:上 924円、下 861円/刊行日:2012/05/10

 ISBN:978-4-270-10411-8(上)

 ISBN:978-4-270-10412-5(下)

『忘れられた花園』の著者の衝撃デビュー作、ついに文庫化!

ある英国貴族の館で起こった悲劇。

美しき姉妹に仕えたメイドが語りはじめた衝撃の真相とは?

全世界のミステリファンを魅了した美しくも悲しい物語。

老人介護施設で暮らす98歳のグレイスの元へ、新進気鋭の女性映画監督が訪れた。

「リヴァトン館」という貴族屋敷で起きた70年前の悲劇的な事件を映画化するため、唯一の生き証人であるグレイスに取材をしたいと言う。

グレイスの脳裏に「リヴァトン館」でメイドとして過ごした日々があざやかに蘇ってくる。

そして墓まで持っていこうと決めていた、あの惨劇の真相も……。

死を目前にした老女が語り始めた、驚愕の真実とは?

気品漂う、切なく美しいミステリ。

amazon.com ベストブック・オブ・2008、イギリス『サンデータイムズ』ベストセラー1位!

豪壮な屋敷に隠されていた数々の秘密。

華やかな上流社会の暮らしの裏の顔をメイドは知ってしまい……。

『忘れられた花園』の原点がここに!