〈お茶と探偵11〉ミントの香りは危険がいっぱいThe Teaberry Stranger

 ローラ・チャイルズ (Laura Childs)/東野さやか訳

 ISBN: 978-4-270-10414-9

 定価:945円(税込)/刊行日:2012/06/08

古地図屋店主の友人が目の前で!

現場に漂っていた匂いはまぎれもなく……

手がかりは古地図と香水にあり?

紅茶のフレーバーを嗅ぎわける自慢の鼻で犯人さがしよ!

紅茶とお菓子がいっぱいの美味しいミステリ、シリーズ第11弾

イベントに湧くチャールストンの街。

だけど、セオドシアは沈んでいた。

友人である古地図店主のダリアが目の前で絞殺されたから。

犯行現場にはかすかにミントの香りが……

おりしも、近所にオープンした香水店のオーナーがこの香りをまとっていた。

まさかこの強烈キャラが殺人を?

ゆっくりお茶を楽しむ暇もなく、セオドシアは自慢の鼻をきかせて犯人捜しを始めるが、ダリアの古地図を狙う者も多いし、謎のストーカーまで現われて……

流血のサファリ〈上・下〉Blood Safari

 デオン・マイヤー(Deon Meyer)/大久保寛訳

 定価:903円(上下各・税込)/刊行日:2012/06/08

 ISBN:978-4-270-10415-6(上)、ISBN:978-4-270-10416-3(下)

「デオン・マイヤーに外れなし。」——マイクル・コナリー

20年前に失踪した兄を捜す美女を守り、ボディガード、草原を駆ける!

南アフリカ・ミステリの最高峰、衝撃の上陸。

ATKV賞ベスト・サスペンス小説賞、ドイツ犯罪小説賞受賞作。

プロのボディガード、レマーを雇ったのはエマ・ルルー。

コンサルタント業を営む小柄な美女だった。

クルーガー国立公園近くで起きた銃撃事件の容疑者とされる男が、20年前に失踪した兄のヤコブスではないかという。

警察に問い合わせてまもなく、エマの自宅に男たちが侵入してきた。

危うく難は逃れたが、事件と関係があるかもしれない。

兄を捜しに、一緒に現場に行ってほしい、というのが彼女の依頼だった。

レマーはエマを伴いリンポポ州へ向かったが……。

「超弩級のスリラー!」——カーカス・レヴュー誌

落とし前は必ずつける——任務をしくじったレマーは反撃に!

ハードボイルド精神が南アに生きていた。 英米仏独で絶賛を浴び、賞を総なめにした大型作家の最高作。