ガウディの鍵La Clave Gaudi

エステバン・マルティン アンドレウ・カランサ(Esteban Martin Andreu Carranza)/木村裕美・訳

 定価:998円(税込)/刊行日:2013/10/18

ガウディがバルセロナの街に散りばめたシンボルが

彼の描いた壮大な夢へといざなう。

 2006年、バルセロナ。美術史研究家のマリアは、祖父から「自分はガウディの後継者で、彼の死は事故ではなく、敵対する教団に殺されたのだ」と告白される。

“秘密”を受け継ぎ守るように諭されて鍵を手渡されたマリアは、半信半疑ながら恋人で数学者のミケルとともに謎解きに挑む。幼い頃に祖父と楽しんだ“謎なぞ遊び“の中からキーワードを拾い出し、市内のガウディ建築に施されている様々なシンボルの意味を調べるうちに、次第に真実に近づいていくが……。

 ガウディが自分の命を懸けて守りたかったものとは?