こんにちは、若林踏です。
大雪で諸々たいへんなことが起こっていますね。みなさん、大丈夫ですか?
さて、2/23(日)18時より新宿ビリビリ酒場にて、第13回最速!海外ミステリ先読みスニークプレビューを開催します。
※海外ミステリ先読みスニークプレビューとは?——
一、当月刊行予定、または発売直後の海外ミステリを!
二、書評家の生トークで、どの媒体よりも早く、楽しくご紹介!
三、しかも参加費はたったの500円!(コーヒー一杯付き)
——という、「何か面白い本ないかなあ……」と面白本を求めて彷徨う方にはもってこいのトークレビューイベント。現在、若林踏と酒井貞道のコンビを中心に複数のレビュアーが入れ替わり立ち代わりしながら月イチで開催中。
今回の目玉は二つ!
【1】作家特集はキャロル・オコンネル!
誰もが羨む美貌、型破りな捜査、ハッキングの天才。ミステリ史上、最もクールな女刑事と呼ばれるキャシー・マロリー。彼女が活躍するシリーズ第7作『陪審員に死を』(キャロル・オコンネル/務台夏子訳/創元推理文庫)が2月21日に発売されます。
そこで今回のスニークではキャロル・オコンネルを特集、「マロリー」シリーズを中心にオコンネルの魅力について語ります。
【2】新企画 未読はもったいない! パンドラ本大発掘
これまでのスニークは発売直前・直後の新刊を中心に取り上げてきましたが、当然、限られたイベントの時間内では紹介できなかった良作・怪作はゴロゴロあります。
そんな過去にスルーしてしまった、でもぜひ紹介しておきたいプラチナ本をレビューするコーナーが始まります。あ、このコーナー、基本はミステリを紹介する予定ですが、面白い翻訳小説であればジャンル問わずじゃんじゃん取り上げていこうかと考えています。
今回取り上げるのは、『14歳 ぼくらの疾走』(ヴォルフガンク・ヘルンドルフ/木本栄訳/小峰書店)。思春期の少年2人の旅を描いたドイツのYA小説です。ちなみに装画はミヒャエル・ゾーヴァが担当しております。
このドイツの青春小説をドイツミステリの伝道師ことマライ・メントラインさんを迎えてトリプルレビューで紹介する予定です。さらにはビリビリ酒場初の試みとして、スカイプ通信による訳者の木本さんとの対話も計画中。(変更の場合もあり)
スニークの新たなチャレンジにご期待ください。
もちろん、新刊紹介も充実。今回紹介するのは
『凍氷』(ジェイムズ・トンプソン/高里ひろ訳/集英社文庫)
『パインズ 美しい町』(ブレイク・クラウチ/東野さやか訳/ハヤカワ文庫NV)
今回は『パインズ』の翻訳者である東野さやかさんが会場に駆けつけてくれるとのこと。
イベント初のNV作品の紹介で、どんなお話が聞けるのか楽しみです。
以上、盛りだくさんの内容でお送りしたいと思います。
ぜひお気軽にご来場ください。
……雪、降らないといいなー。
[日時] 2014年2月23日(日) 開場・17:30 開始・18:00
[会場] Live Wire Biri-Biri酒場 (新宿)
東京都新宿区新宿5丁目11-23 八千代ビル2F (Googleマップ)
・都営新宿線「新宿3丁目」駅 C6〜8出口から徒歩5分
・丸ノ内線・副都心線「新宿3丁目」駅 B2出口から徒歩8分
・JR線「新宿」駅 東口から徒歩12分
[料金] 500円 (お茶・コーヒーつき)
ご予約はこちらから → http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=69890986
当日券もございます。
※終了後にフリーフード&フリードリンクの懇親会を開催します。参加費は 3,000円です。
若林 踏(わかばやし ふみ) |
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ライター。挟名紅治の生まれ変わり。『ミステリマガジン』や書評サイト『bookjapan』等で主にミステリ小説の書評を中心に書いています。本読み以外の趣味は刑事ドラマ鑑賞。好きな刑事は「大都会PartII」の徳吉刑事。 ツイッターアカウントは @sanaguti |