【4月25日追記 貸し切り民宿での宿泊を希望なさるかたはは5月10日を締め切りとさせていただきます。読書会・懇親会のみ参加のかたは、残席があるかぎり直前まで大丈夫です。ご質問がある場合はお問い合わせください】

街のあちこちに、人の心に、いまだ震災の爪痕が深く残る町、気仙沼。

でも——

底抜けに明るくて面倒見のいい美人女将のお宿がある町、気仙沼。

カツオ柄の愛車を乗りまわす楽しいタクシー運転手がいる町、気仙沼。

妙にセンスのいいバッグをセミオーダーできる店がある町、気仙沼。

正しい塩辛のなんたるかについて飽きもせずに語るオヤジがいる町、気仙沼。

コーヒーとチョコチップ入りドーナツが絶品のお洒落なカフェがある町、気仙沼。

穏やかな表情の下に「負げねぇぞ 気仙沼」の気迫を秘めた酒屋のおばちゃんがいる町、気仙沼。

ほっぺが落ちるほど美味なビスクを出す蟹専門店がある町、気仙沼。

リアス式海岸を一望の下におさめる大島という名の小さな島がある町、気仙沼。

笑顔とパワーで観光客を温かく迎えてくれる町、気仙沼。

海に向かって愛をシャウトしたくなる町、気仙沼。

そんな気仙沼で特別読書会を開催します。

課題書はダン・ブラウン『パズル・パレス』(上・下、越前敏弥&熊谷千寿訳、角川文庫)。ダン・ブラウンのデビュー作で、国家安全保障局(NSA)を舞台としたテクノスリラーですが、技術的なことがまったくわからない人でも問題なく読めます。

ほかのダン・ブラウン作品と同様、蘊蓄のおもしろさと抜群のスピード感は折り紙付きですが、デビュー作とあって粗削りなところも多く、珍妙な名前の日本人や日本文化の紹介が見られるなど、ツッコミどころ満載であるため、異様に盛りあがる読書会になることはまちがいありません(なんて、訳者が書いちゃっていいのか?)

しかも、今回は気仙沼在住の熊谷千寿さんと事務局の越前敏弥のダブル訳者がお迎えするという、おそらく二度とない機会。どうぞ奮ってご参加ください。

なお、希望なさるかたには、信頼できる宿泊施設(読書会会場から車で30分程度の民宿、当日貸し切り、海産物中心の2次宴会と朝食つきで8,000円)を紹介します。お申しこみの際にお問い合わせください。

日時:2016年5月28日(土)15時から17時

場所:気仙沼市駅付近(タクシーで1メーター程度)の貸しスペース(参加される方に返信で詳細をご連絡します)

課題書:『パズル・パレス』(上・下、越前敏弥&熊谷千寿訳、角川文庫)

 *各自でご用意のうえ、当日までにお読みください。文庫版・ハードカバー・電子版のどれでもかまいません。

定員:25名程度(定員に達しましたら締め切ります)

参加費:無料

申込方法

件名を「気仙沼読書会」とし、office.hyakkei@gmail.com までメールでお申し込みください。

その際、以下をかならずご記入ください。

・お名前(ご本名、または著訳書の筆名。ハンドルのみはご遠慮ください)

・当日連絡がつきやすい携帯電話番号または携帯メールアドレス(PCアドレスと同じ場合はそのように書いてください)

・懇親会(17時から19時、会費4,000円程度)に参加するかどうか

・宿泊施設の紹介を希望するかどうか

またとない機会なので、ぜひご参加ください。

気仙沼特別読書会世話人 越前敏弥(ツイッターアカウント @t_echizen)、大野晶子、坂本久恵

後援 翻訳ミステリー大賞シンジケート

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