6月12日のYouTubeライブでゲストの田口さん井垣さんに聞きたいこと、討論して欲しいテーマ、また課題書の感想や登壇者へのメッセージなどを書き込んでいただけるフォームを設置しました。お気軽にご参加ください!

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc-REJOBDp1g_LXxO_UaGxaz9_3xm8GX7dj7dxYHrDm0WYlxA/viewform

 

【以下、再掲】

 こんにちは、名古屋読書会の加藤です。
 楽しかったGWも終わり、長い連休に別れを告げて少し死んだ皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
 全国翻訳ミステリー読書会YouTubeライブ第9弾のお知らせです。
 今回は昨年9月のエリー・グリフィス『見知らぬ人』に続き、課題本を語り尽くす読書会企画。

 ハードボイルド派の巨匠レイモンド・チャンドラーの長編第6作にして代表作、日本では『長いお別れ』や『ロング・グッドバイ』のタイトルで親しまれてきたあの名作を、田口俊樹先生が新たに訳されたというんだから、もう大変です。

 ここまで読んであまりピンと来てない若い読者の方々には、この作品がいかに愛されてきたか、過去のミステリ誌のオールタイムベスト企画の順位をご覧ください。

1981 年 文藝春秋「東西ミステリーベスト100」第3 位
1991 年 ミステリマガジン「海外ミステリベスト100」第4 位
1999 年 EQ「翻訳ミステリーオールタイム・ベスト100」第7 位
2006 年 ミステリマガジン「オールタイム・ベスト」第1 位
2012 年 文藝春秋「東西ミステリーベスト100」第6 位

 この名作の人気を支え続けた清水俊二訳、セカイの村上春樹による第二訳に続いて、ついに我らが田口俊樹訳が登場したわけです。

 これを記念して、全国翻訳ミステリー読書会では、ゲストに訳者の田口俊樹先生と、編集担当者の井垣真理さん(東京創元社)をお迎えして、オンライン読書会を企画しました!
 日時は田口先生のお誕生日でもある6月12日(日)、ギムレットには早すぎる15時スタート。
 ハッキリ言って、田口新訳スゴイです。ヤバいです。ぜひ本書を読了のうえ、ご視聴ください。まあ、別にネタバレされて困るような作品ではないんですけどね。

内容はこんな感じを予定しています。
〇『長い別れ』が読み継がれる魅力とは
〇新訳のいきさつ、翻訳ウラ話
〇数々の名フレーズに翻訳界の重鎮はこう挑んだ
〇そもそもハードボイルドってなんなのよ
〇若い世代はどう読んだ?
などなど。ご期待ください!

日時:6月12日(日)15:00~16:30ごろ(最大延長17:00まで)

形式:YouTubeライブ(アーカイブ視聴可)
   ※どなたでも無料で視聴できます。

   視聴用URLは https://youtu.be/sXOQ4o4w4sw

出演予定者
田口俊樹(翻訳者)
井垣真理(東京創元社・担当編集者)
小林さゆり(西東京読書会)
信藤玲子(大阪読書会)
廣瀬麻微(南東京読書会)
村山悠太(西東京読書会・読者代表)
加藤 篁(名古屋読書会・司会)

 

こちらも併せてお読みください。
訳者自身による新刊紹介 【新訳版】レイモンド・チャンドラー『長い別れ』

また、過去の全国翻訳ミステリー読書会YouTubeライブはこちらで視聴いただけます。