おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちを希望される方は okinawadokushokai@gmail.com までご連絡ください。(1月6日追記)
ウチナーのみなさま、たいへん、お待たせいたしました! いよいよ沖縄読書会が始動いたします。
記念すべき第1回の課題書は、ピーター・ラヴゼイの『偽のデュー警部』。1982年に発表され、その年のCWA(英国推理作家協会)賞でゴールド・ダガーを受賞、CWA創立50周年の2005年には、歴代のゴールド・ダガー受賞作から選ばれるダガー・オブ・ダガーズの候補にもなった作品です。また、杉江松恋さんの『読み出したら止まらない! 海外ミステリー マストリード100』にも選出されております。
ロンドンに暮らす花屋の店員アルマは、歯科医のウォルターに恋していた。しかし、彼にはリディアという女優の妻がいる。リディアがハリウッドに移住すると宣言し、ウォルターにも同行を求めたことから、ウォルターとアルマは大西洋を横断する豪華客船モーリタニア号でリディアを殺害する計画を立てる。しかし船内で殺人事件が発生し、伝説の名刑事にまちがえられたウォルターは事件の捜査をまかされることに。
1920年代という時代をぞんぶんに生かした、ユーモラスでしゃれた作品です。また、1910年に起こったクリッペン事件や1915年のルシタニア号沈没といった実際の事件をうまくからませ、チャールズ・チャップリンやバートランド・ラッセルなど実在の人物の名前が出てきたりして、時代小説としての楽しみどころもばっちり。楽しく読んで、楽しくおしゃべりしましょう。
日時:2016年1月23日(土)17:00〜18:45(懇親会別途予定)
場所:那覇市内 国際通りから徒歩圏内の飲食店(参加される方に詳細をご連絡します)
課題書:『偽のデュー警部』(ピーター・ラヴゼイ/中村保男訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)
*各自ご用意のうえ、当日までにお読みください。
定員:8〜10名
参加費:1000円前後
申込方法
◎件名を「沖縄読書会1」とし、以下のフォーマットにて専用アドレス(okinawadokushokai@gmail.com)までメールでお申し込みください。
- お名前(本名フルネームでお願いします。プロの筆名は可):
- 連絡先電話番号(携帯可):
- 懇親会(会費4000円程度):参加 不参加 (どちらかを消してください)
◎定員になり次第締めきりますのでご了承ください。また、準備の都合上、募集期間は1月20日(水)までといたします。
◎申し込みメール受信後48時間以内に受付メールをお送りします。送信後48時間以上経過しても受付メールが届かない場合、メールの受信設定を確認のうえ、再度、専用アドレスまでご連絡ください。
沖縄翻訳ミステリー読書会世話人 東野さやか(ツイッターアカウント @andrea2121)
後援 翻訳ミステリー大賞シンジケート