※おかげさまで満席となりました、ありがとうございます。以降はキャンセル待ちとして受付いたします。(8月1日追記)

「お父ちゃん、なんでお母ちゃんは帰ってこうへんの? 風呂行ってくる言うて、もう1年経ったで。おぼれたんやろか?」
「よっしゃ、おまえのために、新しいお母ちゃん用意したったぞ」
「ほんま? ウチみたいにべっぴんのお母ちゃんやないとあかんで」
「まずは、アガサお母ちゃんや。スーパーマーケットで働く庶民派のお母ちゃんやで」
「スーパーで働いてんの? なんか夢ないなあ」
「ほんなら、メグお母ちゃんはどうや? ブログが人気のセレブお母ちゃんやで。ジュード・ロウとランチしたこともあるんやぞ」
「人気ブロガー? セレブ?? なんか嘘くさいなあ」
「ふたりともおなか大きいから、弟か妹ができるかもしれんぞ」
「なんやて? お父ちゃん、ヒニンしてへんの? このスケベ親父!」
「おい! なんでそんなこと知ってんねん!」

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 というわけで、マイケル・ロボサム『誠実な嘘』(田辺千幸訳)を課題本として、第4回大阪翻訳ミステリー読書会を開催したいと思います。

 紹介文でもおわかりのとおり(?)、まったく異なる境遇を生きているふたりの女性、アガサとメグが出会い、それぞれの運命が交錯することで、事件が巻き起こります。

 アガサとメグが抱える秘密は何なのか? 女性の幸せとは何なのか? 子どもの父親は……お父ちゃんなのか?(ちがう)

『生か、死か』『天使と嘘』でCWAゴールドダガー賞を獲得したマイケル・ロボサムが、『天使と嘘』に先立って書いたこの『誠実な嘘』は、デビュー作『容疑者』にも通じる、人間の心理への深い洞察と、『生か、死か』に勝るとも劣らない緊迫感をあわせ持った、絶品の心理サスペンスです。原作 “The Secrets She Keeps” は、オーストラリアでドラマ化もされ、ドラマ版はイギリスでも話題になりました。

 さらに、今回は訳者の田辺千幸さんにもご参加頂けます!!

 アガサ派? それともメグ派? と、キャラクターへの思い入れを語り合ったり、巧みに構築されたサスペンスの妙を堪能したり、読書会で存分にお話ししましょう!

 読書会初心者の方も、ぜひお気軽にご参加ください。

【詳 細】

日時:2021年8月29日(日)15:00~(2時間程度)

場所:オンライン(ZOOMのアカウントがあれば世界のどこからでも参加可能)

参加費:無料

課題図書:『誠実な嘘』
       マイケル・ロボサム著/田辺千幸訳(二見書房)

定員:9名程度(世話人・ゲスト除く)

条件: ①ZOOMに接続ができ、ビデオ付きで参加できる方
   ②課題図書は必ず読了のこと

【申し込み方法】

osakamystery@gmail.com までメールにてお申し込みください。
件名を「8/29読書会参加希望」で、本文を下記フォーマットでお願いします。

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1.お名前:

  ※ ご本名でお願いいたします。

    商業的な筆名をお持ちの方は、それでも可とします。

2.ツイッターID(任意):

3.緊急連絡用の電話番号:

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※ 定員に達した時点で受付を締め切ります。

※ お申込み後、順次受付確認メールを送りますので、@gmail.comからのメールを受信可能に設定お願いいたします。

※ お申込み後、24時間過ぎても受付確認メールが届かない場合は、再度メールにてご連絡をお願いいたします。

大阪翻訳ミステリー読書会世話人:信藤 玲子 (twitter アカウント: @RNobuto)
                上野 真由 

後援 翻訳ミステリー大賞シンジケート