もうこれは本当に見通しが甘かったとしか言いようがない。まさかこの作品が品切れ状態になるとは……。

 福岡読書会では、読書会の二次会のときに次回の課題書を決めるのです。だから課題書が決まって本番を迎えるまで、4ヶ月ほど間が空いちゃうわけで、そりゃ確かにこの間に品切れになることだってあり得る。あり得るんですけど。いやまあそういえば、三次会の席上で課題書を決めた直後、Amazonでチェックしたときに「残り○冊」って文字があったような気がします。それを目にして、酩酊した脳に一抹の不安がよぎったような記憶もうっすらと残ってます。けどねえ……。さすがにこれは大丈夫だと思ってたんですよ私は。『夢果つる街』だけは”切れない”だろうと。

 というわけで、第25回福岡読書会は、7月21日(土)に開催いたします。

 課題書はトレヴェニアンの『夢果つる街』(北村太郎訳 角川文庫)、88年版このミス(第1回ですね)の第1位作品です。冒険小説、スリラー、警察小説、サスペンスなどなど、出すたびに作風を変えてくるトレヴェニアンの魅力を、ともに味わうひとときにしたいと思っています。

 みなさまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

※上に書いたとおり、今回の課題書は現在版元品切れの状態となっているようです。ネット書店も私がチェックしたかぎりではすべて在庫切れですので、これから入手を考えておられる方は、市中在庫や古書などを当たってくださいますようお願いいたします。世話人の見通しが甘かったせいで、みなさまにご迷惑をおかけすることになってしまい、心からお詫び申し上げます。

日 時 2018年7月21日(土)15:30~17:30(懇親会別途予定あり)
場 所 福岡市某所
    (参加申し込みをされた方に別途ご案内いたします)
課題書 『夢果つる街』(トレヴェニアン著/北村太郎訳 角川文庫)
定 員 20名
参加費 500円(懇親会に参加される方は、同時に会費をいただきます)

【申し込み方法】
 メールでのお申し込みとなります。件名を「第25回福岡読書会」として(見落とし防止のため、ご協力をお願いいたします)、福岡読書会専用アカウント fukuokamysteryreadingcircle@gmail.com へ、以下のフォーマットをご利用のうえ、お申し込みください。

 お名前(ご本名でお願いいたします。商業紙に発表されている方は筆名でもかまいません):
緊急連絡用の電話番号:
懇親会の出欠:
出版関係者およびそれに準じるかたですか:
ご年代:(自由回答です)
お住まいの都道府県:(自由回答です)

 

※定員に達した時点で受付を締め切ります。
※読書会終了後は、近くのお店で懇親会をおこないます(会費別途、学生割引あり)。お申し込みの際に出欠をお知らせください。
※シンジケートでの告知掲載から、一週間をめどに、受付確認のメールをお送りしますので、@gmail.comからのメールを受信できるようあらかじめ設定をお願いいたします。
※携帯電話からのお申し込みで、こちらからのメールが届かない事例がおこっております。お申し込みから一週間を過ぎても、こちらから返信がない場合はお知らせください。

(福岡読書会世話人 大木、村上)