※開催はいよいよ明日となりました。申し込みフォームはすでに閉じておりますが、もしこれから「参加したい!」と思われた方はこちらのアカウントにリプライまたはDMをお寄せください!(1月11日追記)

 福岡読書会の大木です。

 この10月、福岡市は北天神エリアにオープンした本屋さん「本のあるところajiro」をご存知でしょうか。海外文学、短歌、詩、俳句などを中心とした書籍を販売しているお店なのですが、こちら、単に本を販売しているだけでなく、読書会や歌会、トークイベントなど数多くのイベントも開催されています。私も何度か足を運びましたが「書店」というよりも「本屋さん」というほうがぴったりの、とても居心地のよい場所です。オープンしてまだ2ヶ月くらいしか経っていないのに、すでに福岡の本好きさんたちの心をがっちり掴んでいる、いま大注目のスペースなのです。

 で、我が福岡翻訳ミステリー読書会としても、そのうちこちらのスペースをお借りできればなあと考えていたところ、ちょうど10月末に韓国発のサスペンス『ホール』(ピョン・ヘヨン著/カン・バンファ訳 書肆侃侃房)が発売となりまして、しかもそれが2017年度のシャーリイ・ジャクソン賞受賞作だというじゃないですか。なんというタイミング。これはきっと読書会をしろという啓示であろうと勝手に判断した私は、すぐにTwitter経由でajiroさんに連絡を取り、読書会開催にこぎつけたという次第です。

 近年、翻訳ミステリーも、英語圏以外からたくさんの作品が紹介されており、アジア発の作品も増えています。昨年は陳浩基『13・67』が大ヒットしましたし、今年も陸秋槎『元年春之祭』が中国作品で初めてポケミスに収録されるなど、話題も広がりつつあります。ピョン・ヘヨンの『ホール』も、その流れに数えられるべき1冊だと思いますので、ぜひ本書について、さまざまな意見を交換できればと考えております。多くの方のご参加をお待ちしております。

開催日時:2019年1月12日(土)14:00~
開催場所:本のあるところajiro(福岡市中央区天神3丁目6-8)
定員:15名(先着順。定員になり次第締め切ります)
会費:1000円(ワンドリンク付)
課題書:ピョン・ヘヨン著『ホール』(カン・バンファ訳 書肆侃侃房)
課題書を読み終わってからご参加ください。書籍は、上記「本のあるところajiro」でもご購入いただけます。

 参加をご希望の方は以下のリンクよりお願いいたします。
 必要事項をご入力いただき、送信ボタンを押すと、内容のコピーをご指定のアドレスに自動送信します。@gmail.comからのメールが受け取れるよう、あらかじめ設定の確認をお願いいたします。

 申込み用フォームURL(12/7のお昼12時ごろより入力可能になります)
    https://goo.gl/forms/Ww4PcpbqhGUs7uO82

 どうぞよろしくお願いいたします。

 福岡読書会世話人 大木雄一郎