「読書会の次期世話人をしてみませんか?」
今年の4月某日の某書店での催しにて、大阪翻訳ミステリー読書会の世話人さんから、こんなお誘いを頂きました。
えっ!? 私たちが世話人? そんな重大な任務を引き受けてよいのだろうか? 読書会の世話人とは、古今東西のミステリーに精通している博覧強記の兵であってしかるべきなのでは……と悩んだものの、シンジケートの黒幕であるE前先生がさくっと放った「大丈夫、大丈夫」という鶴の一声によって、あっさり決定。
そんなわけで、10月26日に大阪翻訳ミステリー読書会リニューアル第1回(通算第22回)の読書会を開くことになりました。課題書は、『解錠師』で第1回翻訳ミステリー大賞読者賞に輝いたスティーヴ・ハミルトンが、満を持して開始した新シリーズの第1作『ニック・メイソンの第二の人生』です。(現在は、第2作の『ニック・メイソンの脱出への道』まで発売中です)どんなストーリーかというと……
警官殺しとして刑期25年の罪に問われた主人公ニック・メイソンが、刑務所の中でダライアス・コールという謎の男に目をつけられる。メイソンに取引をもちかけるコール。曰く、ここから出してやるかわりに、なんであれ、自分の命じるとおりのことをしろ、と。たとえそれがどんなことであっても――
受け入れるしかない、とメイソンは思った。逃すわけにはいかない。それが何を意味しようと。
受け入れるしかない、そう、まるで新世話人の話をもちかけられた私たちのように……いやいや、だから選んだわけではなく、『解錠師』で切ない純愛を描いたハミルトンが、この作品で切り開いたハードボイルドの新境地とはいったいどういうものなのか、ぜひご一緒に語り合いましょう。E前先生こと、翻訳者の越前敏弥先生もご参加頂けます。
もちろん、ハミルトンを読むのは今作が初めてという方も大歓迎ですし、なんといっても新世話人による第1回なので、これまで読書会に参加したことがないという方も、大・大歓迎です。ハードルの低さだけは、どこにも負けない自信があります!
開催日:2018年 10月26日(金)
時 間:18:45〜20:45(開場18:30)
課題書:『ニック・メイソンの第二の人生』
(スティーヴ・ハミルトン著/越前 敏弥訳/角川文庫)
場 所:各鉄道会社の大阪駅、梅田駅等から5~15分以内のところ。
(詳細は参加受付メールにてお知らせいたします)
※会場は食事禁止となっておりますので、ご注意ください。※飲み物は可
参加費:500円(当日受付でお支払いください)
定 員:20名程度
懇親会:21:00から会場近くで予定。
申込方法:
件名を「10/26大阪翻訳ミステリー読書会」とし、以下のフォーマットにて専用アドレス( osakamystery@gmail.com )までメールでお申込みください。
・お名前(本名フルネームまたは著訳者名):
・連絡先電話番号(携帯可):
・懇親会(会費4000円程度):参加 不参加 (どちらかを消してください)
※課題書(上記訳書)は各自でご用意いただき、必ず読了のうえ、ご参加ください。
※ハンドル名等での参加はご遠慮いただいております。必ずご本名、もしくは著訳者名でお申込みください。
※定員になり次第締め切り、その後はキャンセル待ちといたしますのでご了承ください。
※申し込みメール受信後48時間以内に受付メールをお送りします。送信後48時間以上経過しても受付メールが届かない場合、メールの受信設定を確認のうえ、再度、専用アドレスまでご連絡ください。
大阪翻訳ミステリー読書会世話人:信藤玲子(ツイッターアカウント@RNobuto)・松井章・上野真由