※おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちをご希望のかたは、下記の大阪読書会専用アドレスまでご連絡をください。(8月13日追記)

 あれ? 今年は冷夏になるんじゃなかったの??
 と問いつめたくなるくらい、一気に暑くなった今日この頃。
 夏というと、かき氷、海、バカンス、そしてロックフェスの季節!! この暑いのに本なんて読んでられない……なんてお考えのそこのあなた、かつてロックのカリスマはこう言いました。

〈軍隊を持ちたい政治家がTVででかい事を言い始めてる。国民をバカにして戦争にかり立てる〉(『瀕死の双六問屋』 小学館文庫 2007年)

 忌野清志郎が遺したこの言葉がどんどん現実味を増しているこの夏、あらためて戦争について考えてみませんか?

 今回、大阪読書会では、『ローズ・アンダーファイア』(E・ウェイン著、吉澤康子訳、東京創元社)を課題本として読書会を開催いたします。翻訳者の吉澤康子さんもゲストとしてご参加いただく予定です。

 この物語は、第二次世界大戦まっただなかの1944年を舞台とし、主人公である英国補助航空部隊の女性飛行士ローズは、連合国軍が解放したフランスに入り、美しいパリの上空へと飛びたちます。ところが、飛行中にドイツ軍に捕えられ、事態は一変。スパイの疑いをかけられ、ラーフェンスブリュック強制収容所に送られたローズがそこで目にしたものとは……

 この『ローズ・アンダーファイア』は、翻訳者の野口百合子さんが企画された「いま翻訳者たちが薦める一冊 憎しみの時代を超える言葉の力」フェアの対象書籍でもあります。読書会ではこのほかの選書についても、語り合う時間を設けたいと考えています。(もちろん読んできていただくのは、課題書だけで結構です)

 でも、戦争物なんて暗いし重いし難しそう……なんて心配はまったくご無用! どんな苛酷な状況であっても、互いに助け合い、生き抜こうとするローズたちの不屈の精神に、読者である私たちも元気をもらえます。夏バテもふっとぶこと間違いありません。詩がお好きな方もぜひご参加ください。
 三連休の最初なので、関西観光やロックフェスとあわせて来ていただくのも大歓迎です。(ちなみに、その週はコヤブソニックがあります)

開催日:2019年 9月14日(土)
時 間:14:30〜16:30(開場14:15)
課題書『ローズ・アンダーファイア』
   (E・ウェイン著、吉澤康子訳、東京創元社)
場 所:各鉄道会社の大阪駅、梅田駅等から5~15分以内のところ。
   (詳細は参加受付メールにてお知らせいたします)
    ※会場は食事禁止となっておりますので、ご注意ください。
    ※飲み物は可
参加費:500円(当日受付でお支払いください)
定 員:15名(ゲストと世話人を除いて)
懇親会:17:00から会場近くで予定。

申込方法
 件名を「9/14大阪翻訳ミステリー読書会」とし、以下のフォーマットにて専用アドレス( osakamystery@gmail.com )までメールでお申込みください。

・お名前(本名フルネームまたは著訳者名):
・連絡先電話番号(携帯可):
・懇親会(会費4000円程度):参加 不参加 (どちらかを消してください)

※課題書(上記訳書)は各自でご用意いただき、読了のうえ、ご参加ください。
※ハンドル名等での参加はご遠慮いただいております。必ずご本名、もしくは著訳者名でお申込みください。
※定員になり次第締め切り、その後はキャンセル待ちといたしますのでご了承ください。
※申し込みメール受信後48時間以内に受付メールをお送りします。送信後48時間以上経過しても受付メールが届かない場合、メールの受信設定を確認のうえ、再度、専用アドレスまでご連絡ください。

大阪翻訳ミステリー読書会世話人:信藤玲子(ツイッターアカウント@RNobuto)・上野真由(@Mayu_Miko1997