みなさま、こんにちは。
第2回から早いもので約半年、ようやく第3回徳島読書会をご案内できる運びとなりました。課題書はロード・ダンセイニの『二壜の調味料』です。
言わずと知れた《奇妙な味》の代表格。このダンセイニのミステリー短篇集、2009年にハヤカワ・ミステリとして刊行されましたが、昨年ついに文庫化されたと知って、喜ばれた方も多いのではないでしょうか(装丁もずいぶんお洒落になっています)。なんといっても、表題作「二壜の調味料」が有名ですが、そのほか全26篇、小粒ながらもスパイシーな短篇がぎっしりとつまっています。
《奇妙な味》って何? それってミステリー? そうお悩みの方、ご心配なく。ひとくちに奇妙といっても、26篇のなかにはユーモア・ミステリーもあれば、SF風からスパイ小説風、そしてダンセイニの本領発揮ともいえる幻想小説風の作品もあり、読む人によって感じる「味」はそれぞれ違うはず。どの短篇がおもしろかったか、ぞっとしたか、はたまた笑えたか……そんなことを、みなさんとゆっくり語りあいたいと思います。
読書会が初めてという方も、ミステリー初心者の方も、ぜひお気軽にご参加ください!
会場はJR徳島駅から徒歩数分の会議室を予定しています。徳島市内に会場を移して初めての読書会、みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
日 時:6月3日(土) 15時30分から17時30分
※終了後、18時頃より懇親会を予定しています(会費別途・2時間程度)
定 員:15名
会 場:JR徳島駅近くの貸し会議室(詳細はお申し込みの方にご案内いたします)
課題書:『二壜の調味料』
ロード・ダンセイニ:著、小林晋:訳(ハヤカワ・ミステリ文庫)
※課題書は各自でお求めいただき、当日までに読了してご参加ください。
参加費:500円(学生無料)
※当日、会場でお支払いください。
参加方法:tokushima.mysterybookclub@gmail.com 宛にメールをお送りください。
お名前(本名または著訳書のペンネーム)、お住いの都道府県、緊急連絡用のお電話番号、懇親会への参加/不参加をお書き添えください。
※学生の方は、申し込み時にお知らせください。
※ハンドル名のみでのご参加は不可とさせていただきます。
(徳島読書会世話人 井上舞)