【毎月更新】乱読クライム・ノヴェル
乱読クライム・ノヴェル第七十八回 チェスター・ハイムズ『リアルでクールな殺し屋』(執筆者:小野家由佳)
【毎月更新】クラシック・ミステリ玉手箱
異邦のパイオニア~サミュエル・アウグスト・ドゥーセ『スミルノ博士の日記』ほか(執筆者:ストラングル・成田)
【偏愛レビュー】本、ときどき映画(Web出張版)【毎月更新】
第33回 今月のイチオシ本――ベンジャミン・スティーヴンソン『ぼくの家族はみんな誰かを殺してる』ほか(執筆者・♪akira)
【毎月更新】読者賞だより
読者賞だより71通目――今月の「読み逃してませんか~??」/『ブレグジットの日に少女は死んだ』(執筆者・大木雄一郎)
2024.12.02 | 【毎月更新】乱読クライム・ノヴェル
乱読クライム・ノヴェル第八十二回 エリック・アンブラー『真昼の翳』(執筆者:小野家由佳)
「今の翻訳ミステリー大賞シンジケートは、過去の名作についての言及が少ない!」ーーそんなことをお思いの方はいらっしゃいませんか? そういう方向けの連載が今回から月イチで始まります。犯罪小説が大好きでしかたがないという小野家由佳氏が、偏愛する作家・作品について思いの丈をぶつけるコラムです。どうぞご期待く ...
2024.11.29 | 【毎月更新】読者賞だより
読者賞だより75通目――今月の「読み逃してませんか~??」/『山の王』『サリー・ダイヤモンドの数奇な人生』(執筆者・大木雄一郎)
お荷物ばかりが集められる吹き溜まりのような部署で日々くすぶっている面々が、本来持ち合わせている能力を遺憾なく発揮して事件を解決に導くという結構のミステリ、と聞くといくつかの作品を思いつく人もいるでしょう。アンデシュ・デ・ラ・モッツ『山の王』(井上舞・下倉亮一訳 扶桑社ミステリー)もまた、そうしたミ ...
2024.11.27 | 【毎月更新】クラシック・ミステリ玉手箱
逸脱のカタルシス~リチャード・オースティン・フリーマン『ヘレン・ヴァードンの告白』ほか(執筆者:ストラングル・成田)
■ヘレン・ライリー『欲得ずくの殺人』(論創社)■ メアリ・ロバーツ・ラインハートの作品を紹介する度に、引き合いに出すワードがHIBK派 (Had-I-But-Known school 「もしも知ってさえいたら」の頭文字)が、ミニオン・G・エバーハートの作品を除けば、この「派」に属する作家の紹介は数少 ...
2024.11.26 | 【偏愛レビュー】本、ときどき映画(Web出張版)【毎月更新】
第37回 今月のイチオシ本――アンドリュー・クラヴァン『聖夜の嘘』ほか(執筆者・♪akira)
今月もこんにちは! 先日デパ地下に寄ったら、クリスマスケーキよりもおせちの方が大々的にフィーチャーされていました。ケーキは1日だけだけど、おせちは3日間もつからなのでしょうか。 *今月のアンストッパブル本* ジャニス・ハレット『アルパートンの天使たち』(山田蘭訳/集英社文庫) 18年前に起きた衝撃 ...
2024.11.19 | 【原書レビュー】え、こんな作品が未訳なの!?【毎月更新】
第百六十七回はアルマ・カツの巻(執筆者:寳村信二)
今回は、The Spy Who Vanished(2024) と題された、アルマ・カツの短編三部作(The Vanishing Man/On Enemy Ground/Shaken, Not Stirred)を取り上げます。出版はアマゾン・オリジナル・ストーリーズです。 著者は米国のCIA(中央情 ...