【偏愛レビュー】本、ときどき映画(Web出張版)【毎月更新】

第23回 今月のイチオシ本――リサ・ガードナー『夜に啼く森』ほか(執筆者・♪akira)

【毎月更新】クラシック・ミステリ玉手箱

シンプルにして大胆~マージェリー・アリンガム『ファラデー家の殺人』ほか(執筆者:ストラングル・成田)

【毎月更新】中国ミステリの煮込み

第103回:日本のミステリー業界が舞台のドタバタ劇(執筆者・阿井幸作)

【毎月更新】書評七福神の今月の一冊【新刊書評】

書評七福神の八月度ベスト!

【不定期連載】K文学をあなたに~韓国ジャンル小説ノススメ~

第36回 食欲の秋には……(執筆者:藤原友代)

2023.11.29 | 【偏愛レビュー】本、ときどき映画(Web出張版)【毎月更新】

第25回 今月のイチオシ本――コラン・ニエル『悪なき殺人』ほか(執筆者・♪akira)

今月もこんにちは! ものはためしで着る毛布なるものを買い、寝ながら読書に大変重宝しています。 *今月のハラハラてんこもり本* エル・コシマノ『サスペンス作家が殺人を邪魔するには』(辻早苗訳/創元推理文庫) 若い相手に走った夫と離婚したフィンレイは、幼い子ども二人の世話をしながら新作の執筆に苦しんで ...

2023.11.28 | 【毎月更新】クラシック・ミステリ玉手箱

黄金時代の醍醐味はそのままに~ドロシー・ボワーズ『未来が落とす影』ほか(執筆者:ストラングル・成田)

今回は、偶然18世紀、19世紀、20世紀の英国の女性作家3名が並んだ。いずれも、時代を超えた卓抜なプロットを有しているのは、ストレート・フラッシュに当たったというべきか。 ■ドロシー・ボワーズ『未来が落とす影』(論創海外ミステリ)■ 昨年出た『アバドンの水晶』(1941)という逸品で、その手腕に改 ...

2023.11.23 | 【毎月更新】中国ミステリの煮込み

第105回 中国法医学の父・宋慈(執筆者・阿井幸作)

皆さんは宋慈(1186~1249年)という人物をご存知でしょうか。中国の南宋時代(1127~1279年)の官僚で、世界初の法医学書『洗冤集録』を著したとして、中国では「法医学の父」として知られています。彼が現代の中国人によく知られるようになったのは、1999年放送のドラマ『洗冤録』や2005年放送 ...

2023.11.21 | 【原書レビュー】え、こんな作品が未訳なの!?【毎月更新】

第百五十七回はデイヴィッド・ジョイの巻(執筆者・東野さやか)

今回ご紹介するのはデイヴィッド・ジョイの "Where All Light Tends to Go" (2015年)。2016年のアメリカ探偵作家クラブ賞(エドガー賞)の新人賞候補作です。ちなみに、このときの受賞作はヴィエト・タン・ウェンの『シンパサイザー』(上岡伸雄訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)で ...