おかげさまで満席となりました(12月14日追記)

〇マーティン・エドワーズ曰く、
 『殺意』は驚くべき新境地を開いた。この小説は徹頭徹尾、探偵ではなく犯罪者の視点に焦点を当てている。小説のトーンは有名な書き出しで決められている。「エドマンド・ビクリー医師が妻を殺す決心をしてから、それを実行に移したのは、何週間かたってのことだった。人を殺すとなれば、ただごとではすまされない。うっかりしくじったら身の破滅である。ビクリー医師は破滅の危険までおかす気はなかった」。

〇ハワード・ヘイクラフト曰く、
 厳密に言えば、アイルズの小説――殺人や恐怖を内側から裏返しに語る鋭い心理的研究――は探偵小説ではない。……だが、それが近年のより「正統的」探偵小説に及ぼした影響は絶大なので、ここで注目しておかなければならない。

〇真田啓介曰く、
 『殺意』と『犯行以前』の二作は、犯罪心理小説の分野における巨大なマイルストーンであり、仮にバークリー名義の探偵小説がまったく書かれなかったとしても、この二作をもって作者の名はミステリ史の一ページに特筆大書されたことだろう。

■日 時
12月16日(土)16:30~18:30 (お時間をお間違えないように!)
※リアルでのご参加の方
 お申込みいただいた方に場所(宮城県仙台市内)をお知らせします。
 開場は16:00予定です。
※オンラインでのご参加の方
 Zoomを予定しています。お申込みいただいた方にアクセス先を
 ご連絡します。
 カメラオフOK、中座OKです。16:15からアクセス可能です。

■準備物
課題本
『殺意』フランシス・アイルズ著 大久保康雄訳(創元推理文庫)です。
お好みのお飲み物、おやつ、リアル会場は参加費500円。

■お申し込み
氏名・連絡先、リアルとオンラインどちらにご参加されるかを明記の上、
sendai.mystery@gmail.com までご連絡ください。
メールの件名に『殺意』読書会参加申し込み』とご記載ください。

参加申し込みいただきました方へは、主催者側から受付完了のメールをお送りします。

■申し込み期間
リアル、オンラインとも12月14日(木)まで

但し、リアル・オンライン合わせて定員15名です。
いずれも先着順、定員に達しました場合は、その時点で締め切りとなります。

読書会は18:30でいったん終了しますが、その後はリアル(居酒屋)とオンラインで19:00より懇親会も予定しております。状況によっては別々に行われる場合もあります。
ご都合のつく方、話し足りない方はぜひご参加ください
また、当日は参加できないけれどココロは読書会、課題書の感想を伝えたいという方も歓迎です!
本お茶会メールにお送りいただければ、当日ご参加の皆様にご紹介します。