よい年始をお過ごしだったでしょうか。今年も、面白い小説にたくさん出会えるといいなと思います。よろしくお願いいたします。
さて、多摩南読書会のご案内です。新年1本目の課題本は『黒い睡蓮』です。
英語作品以外もやってみたいよね〜、と世話人であれこれ考えておりましたが、今回はフランスものでまいります。
物語の舞台は、行ったことはありませんがたぶん風光明媚な、フランスのジヴェルニー村。モネで有名な村ですね。原田マハ『ジヴェルニーの食卓』も読んでおくと、更に舞台背景の理解が深まるかもしれません。
ファムファタル? エロティックミステリ? 洒脱なフレンチミステリ? などと思いながら、モネやジヴェルニーについての蘊蓄をふむふむと読んでいると…ええ?そうだったの?!とやられることに(私はやられました)。
背部分の帯には「その時、世界が反転する――」とあります。さあ、この「反転」、アリやナシや? 賛否が分かれそうです。
国産ミステリではいくつか例を思いつく大技で、そのいくつかの例をあげたいところですが(「○○○の○○」とか「○○○○○○○○・○○」とか)、あげた作品がネタバレになりそうで、言えない言えない…。
読み終えてみると、フランス人の恋愛観をチラリと垣間見せてもらったうような気もしてきます。
新年早々、ちょっと大人要素の濃い目なミステリ、その余韻をじっくり味わってみませんか。
そして今回は新春特別企画として、”本の福袋” を行いたいと思います。
任意参加で結構です。参加される方は、1人1冊ずつご用意ください。わざわざ買うのではなく、お手持ちの本から、もう読んでしまったとか自分には向いてないとかダブってしまった…などの不要になった本を、中身が見えないように包んでお持ちください。ジャンルは問いません。しかるべき方法で、参加者でシャッフルします。新しい本との出会いになればと思います。
ご参加を心よりお待ち申し上げます。
日時 2018年2月10日(土)15~17時(会場受付は14時45分から)
場所 JR/小田急町田駅近くの会議室(詳細はお申込の方に別途メールにてご案内いたします)
課題書 『黒い睡蓮』ミシェル・ビュッシ著、平岡敦訳、集英社文庫
定員 20名(初参加者優先枠あり)
参加費 一般1,000円 U-22 500円
※飲み物などはつきません。会場に飲料の自販機あり。
※読書会後の二次会は特にご用意しておりません。本会に全力参加でお願いいたします。
お申込方法
1月13日(土)20時から申込を受け付けます。
多摩南読書会専用アドレス tamaminamidokusho@yahoo.co.jp にメール(件名:「多摩南読書会2/10 」)でお申込ください。
お申し込みフォーム
「多摩南読書会2/10」に参加します。
お名前(ご本名フルネーム)
ご連絡先電話番号
ご連絡先メールアドレス
種別1 : 一般 / U-22
種別2:リピーター/初参加
*種別は該当するほうを残してください。
*課題書は各自ご用意の上、必ず当日までに読了してご参加ください。
*先着順で受け付け、定員に達した段階で締め切ります。以降はキャンセル待ちを受け付けます。
*多摩南読書会に初めて参加される方がお申し込みしやすいよう4人分の「初参加者優先枠」を設けます。2月3日(土)までに「初参加者優先枠」が埋まらない場合は、キャンセル待ちをされているリピーターの方にご案内をいたします。
*多摩南読書会世話人*
片山奈緒美(ツイッターアカウント @naolynne)
青柳恭子(ツィッターアカウント @beth999ak)
大戸敦子(ツィッターアカウント @rolling_avocado)