おかげさまで満席となりました。(3月7日追記)

みなさま、こんにちは。
第17回埼玉読書会のお知らせです。今回はリー・チャイルドのデビュー作『キリング・フロアー』(小林宏明訳/講談社文庫)を取りあげます。元軍人のスーパーヒーロー、ジャック・リーチャーが活躍するシリーズの第1作で、アンソニー賞とバリー賞で新人賞を獲得した作品です。

版元の紹介文によれば――

ジャック・リーチャー。元軍人。仕事も家族も、友人さえも持たずただ一人放浪する男。伝説のギター奏者の面影を求めて訪れたジョージアの田舎町で身に覚えのない殺人容疑をかけられ、刑務所で殺されかかった彼は、自分を狙う何者かの意志を察知する。刊行と同時に全米マスコミの絶賛を浴びたアクション巨編!

ジャック・リーチャーのシリーズはほぼ年に1作のペースで発表され、すでに22作が上梓されています。『アウトロー』『ネバー・ゴー・バック』(いずれも小林宏明訳/講談社文庫)がトム・クルーズ主演で映画化されているのをご記憶の方も多いでしょう。日本では紹介がとびとびなのが残念ですが、基本的には1作ですべてが完結しているので、シリーズものだから順番に読まないとわからないのでは、とか、途中が抜けていると人間関係がわからなくて楽しめないのでは、といった懸念はいりません。なにしろ、主人公のリーチャーは流れ者なので、毎回毎回、舞台が違い、脇役陣も違うのです。

生粋のイギリス人であるリー・チャイルドが、アメリカを舞台に描く冒険活劇。しかも主人公は精神的にも肉体的にもタフで、銃の名手、おまけに陸軍では憲兵だったので、鋭い観察眼の持ち主でもあります。そんなスーパーヒーローの活躍について、楽しく語り合いましょう。

なお、現在、書店で購入できる『キリング・フロアー』は2012年の新装版ですが、2000年発行の旧版をお持ちの方は、そちらでご参加いただいてかまいません。

日時:2018年3月17日(土)14:30~16:45(懇親会別途予定)
場所:JR浦和駅から徒歩6分ほどの会議室(参加される方に詳細をご連絡します)
課題書:『キリング・フロアー』上下巻(リー・チャイルド/小林宏明訳/講談社文庫)
     *各自ご用意のうえ、当日までにお読みください。
定員:12名(世話人をのぞく)
参加費:500円

申込方法
 ◎件名を「埼玉読書会17」とし、以下のフォーマットにて専用アドレス(saitamadokushokai@gmail.com)までメールでお申し込みください。

  •  ・お名前(本名フルネームでお願いします。プロの筆名は可):
     ・連絡先電話番号(携帯可):
     ・懇親会(会費4000円程度):参加 不参加 (どちらかを消してください)

 ◎定員になり次第締めきりますのでご了承ください。

 ◎申し込みメール受信後48時間以内に受付メールをお送りします。送信後48時間以上経過しても受付メールが届かない場合、メールの受信設定を確認のうえ、再度、専用アドレスまでご連絡ください。

埼玉翻訳ミステリー読書会世話人 東野さやか(ツイッターアカウント @andrea2121
後援 翻訳ミステリー大賞シンジケート