おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちをご希望の方は saitamadokushokai@gmail.com までご連絡ください。(11月13日追記)

キャンセル待ちも含め、受付を終了しました。(12月5日追記)

みなさま、こんにちは。
ひさしぶりに埼玉読書会を開催いたします。

わたしの場合、世話人をやっていていちばん悩むのは会の運営でも、会場探しでも、懇親会の店の手配でもなく、課題書選びです。自分が読んだなかからおもしろい、と思ったものを選ぶことが多いのですが、これがなかなかたいへんな作業なんですよ、ホントに。

今回はさんざん悩んだあげく、けっきょく決まらず。そこでおもしろそうと思った未読の4冊について、ツイッターでアンケートをとるという苦肉の策に出ました。5日間で99人の方から回答があり、もっとも多くの票を集めたのがジョン・ヴァードンの『数字を一つ思い浮かべろ』(浜野アキオ訳/文春文庫)でした。

というわけで、今回の課題書はこれに決まりです。まだ、読んでないけどね、てへ。

版元のウェブサイトに掲載された紹介文によれば――

まるで手品のような、謎、謎、謎!
退職刑事、怪奇な不可能犯罪に挑む。

1000までの数字を頭に思い浮かべてみろ。

退職刑事ガーニーの友人のもとに届いた手紙はそう命じていた。
思い浮かべた数字は、658。指示にしたがって同封された小さな封筒を開けると、そこにはこう書かれていた。

おまえが思い浮かべる数字はわかっていた。658だ。

やがて次々に届く脅迫状めいた不吉な手紙。恐怖に駆られて元刑事ガーニーに相談を持ち込んだが、やがて男は殺害されてしまう。殺人現場は一面の雪。犯人らしき人物の足跡は森のなかで途切れていた……。数々の難事件を解決してきたガーニーを翻弄する謎また謎。手品めいた不可解な連続殺人――その手段は、動機は、目的は何なのか? そしてちりばめられた奇妙な暗示の影にひそむ犯人は何者か?

眩惑的な奇術趣味と謎解きの興趣あふれるHONKAKU MYSTERYの野心作!

本格はあまり読んでいないわたしですが、この紹介だけで期待度マックス。みなさまと楽しく感想を語り合うときが、いまから楽しみです。

 

日時:2018年12月9日(日)14:30~16:45(懇親会別途予定)
場所:JR浦和駅から徒歩6分ほどの会議室(参加される方に詳細をご連絡します)
課題書:『数字を一つ思い浮かべろ』(ジョン・ヴァードン/浜野アキオ訳/文春文庫)
     *各自ご用意のうえ、当日までにお読みください。
     *電子書籍版もあります。
定員:15名(世話人をのぞく)
参加費:500円

申込方法
 ◎件名を「埼玉読書会18」とし、以下のフォーマットにて専用アドレス(saitamadokushokai@gmail.com)までメールでお申し込みください。
 お名前(本名フルネームでお願いします。プロの筆名は可):
 連絡先電話番号(携帯可):
 懇親会(会費4000円程度):参加 不参加 (どちらかを消してください)

 ◎定員になり次第締めきりますのでご了承ください。

 ◎申し込みメール受信後48時間以内に受付メールをお送りします。送信後48時間以上経過しても受付メールが届かない場合、メールの受信設定を確認のうえ、再度、専用アドレスまでご連絡ください。

埼玉翻訳ミステリー読書会世話人 東野さやか(ツイッターアカウント @andrea2121
後援 翻訳ミステリー大賞シンジケート