【4/21追記】おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちご希望の方は名古屋読書会公式アドレスまでご連絡ください。

 コンベンションは大盛況だったようで祝着至極。今頃みんな楽しんでるんだろうなー、コージー部屋はお菓子がっぱいだろーなー、執事カフェで「お嬢様」って呼ばれたかったなー、でも仕事が仕事の仕事を……と半泣きでキーボードを叩いていた真夜中、突然ケータイが鳴りました。画面にはコンベンションに名古屋読書会が送り込んだ刺客・加藤篁幹事の名前が。

「どーもー、加藤でぇっす♪ こっちは盛り上がってますよえへへへへ」

 キサマ、ケンカ売ってんのかっ!

「いえいえ、実はご報告の電話です。いいニュースと悪いニュースがありますが、どちらから聞きたいですか」

「じゃあ、いいニュースを」

「次の読書会のゲストに、あの作品の翻訳者と担当編集者をゆるく捕獲しました!」

「なんと! よくやった! ……で、悪いニュースとは?」

「捕獲がゆる過ぎて、逃げられました」

「確約取るまで天竜川を跨ぐことは許さん!」

 その後、彼が持てる限りの知恵と行動力とブラックサンダーを駆使して、豪華ゲストの確約を頂戴したことは賞賛に値する(おまけに7月開催の第8回のゲストまで決めてきた。よほど愛知に帰りたかったと見える)。

 ということで、ようやく告知ができるよ! 今回の課題図書はこれだ!

 ギルバート・アデア著・青木純子訳『閉じた本』(創元推理文庫)

 会話と独白のみで話が進む異色のミステリにして緊迫感満点のサスペンス。しかも視点人物が盲目なので、目に見える情報は皆無! 主人公と同じ闇の中で何が起きているのか、何を信じればいいのか、読者も手探り状態。そりゃもう怖い怖い怖い。名古屋読書会でここまでトリッキーな作品を課題図書に選ぶのは初めてだ。登場人物もチョー少ないのでカタカナ名前に慣れてない人でも大丈夫。

 そして加藤幹事が全精力を注ぎ込んで獲得した今回のゲストは、課題図書の翻訳者であり昨年の翻訳ミステリー大賞受賞作『忘れられた花園』の訳者でもある青木純子さんと、東京創元社の敏腕辣腕編集者・井垣真理さんだ! 名古屋読書会のゲストと言えばおっさん濃度の高さで知られていたが、ついに初夏の名古屋に可憐な薔薇と艶やかなハイビスカスが降臨だあ。赤味噌のレッドカーペットでナナちゃんも三つ指ついて迎えるぞ。

 そして今回の参加費無料特典は、訳者の青木純子さんにちなみ&村上春樹祭りに乗っかり、名字に色彩を持つ人!(スタッフは除く) 複数の場合はにするよ。

 赤いキミや緑のキミの参加を待ってるZ!

詳細

日時:5月18日(土)15:00〜18:00

   ※終了後に打ち上げを予定しています。

場所:名古屋駅新幹線口近くの会議室

課題作品:ギルバート・アデア著/青木純子訳『閉じた本』創元推理文庫

定員:30名(幹事・ゲスト含む)

参加費:一般1,000円 学生500円 名字に色彩を持つ人(1名)無料

◎申し込み方法

 名古屋読書会専用アカウント cozymystery@nifty.com にメールでお申し込み下さい。件名に【読書会5/18】、メール本文にお名前とご連絡先電話番号をお書き下さい。

◎課題作品は各自ご用意の上、当日までにお読み下さい。

◎定員に達しましたら、応募受付を締め切らせていただきます。

◎ご不明な点は上記の cozymystery@nifty.com までお問い合わせ下さい。

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