っていきなり昭和の懐メロネタで始めるのはやめろ通じないだろう。てなことはともかく、やっとかめだなも対面式名古屋読書会! 3年間のリモート読書会を脱し、5月に琵琶湖クルーズで華々しく復活した名古屋読書会が、従来の形式で帰ってきましたよ。

 本来ならばコロナで中止になった『星を継ぐもの』を扱うところですが、この時期は「夏の出版社イチオシ祭り」からセレクトするのが習い。配信中に各地方読書会がまるでオークションのように「これうちが貰い!」と手を挙げていく中、われらが名古屋がいち早く確保したのがマーティン・エドワーズ『処刑台広場の女』(ハヤカワ・ミステリ文庫)だ!

 1930年のロンドン。相次ぐ怪死事件の背後にいるのは探偵を標榜するレイチェル・サヴァナクなのか? 新聞記者ジェイコブはレイチェルの秘密を探るため彼女に近づくが彼もまたレイチェルに利用され……レイチェルは名探偵か、それとも悪魔か?

 マーティン・エドワーズといえば日本では評論『探偵小説の黄金時代』で有名だが、こんなケレン味たっぷりの、かつ細部にこだわった仕掛けのミステリを書く人でもあったのかと驚くこと請け合いだ。しかもしかも、今回は翻訳者である加賀山卓朗さんと、早川書房の担当編集者である井戸本さんがゲスト参加してくださることに! 気になる疑問のあれやこれやを直接伺うチャンスだぞ。

 受付は只今この時よりスタート。なんなら尾張の処刑台広場こと土器野刑場跡を見学してから読書会に臨むというのは如何?

詳 細

日時:10月22日(日)14:00〜17:00
   終了後に二次会を予定しています(感染症の状況によって変更の
   可能性あり)。
   20時前には終了するので遠方からの日帰り参加も可能です。

場所:名古屋駅近くの会議室

課題図書:マーティン・エドワーズ『処刑台広場の女』
     (ハヤカワ・ミステリ文庫)

定員:39〜40名

参加費:大人1000円・未成年500円
    (領収書が必要な方は受付でお申し出下さい)

申し込み方法:名古屋読書会専用アカウント nagomys@gmail.com にメールでお申し込み下さい。件名に【読書会10/22】、メール本文にお名前とご連絡先電話番号、二次会の参加・不参加を必ずお書き下さい。
◎課題作品は各自ご用意の上、当日までにお読み下さい。
◎ご不明な点は上記の nagomys@gmail.com までお問い合わせ下さい。