第5回 翻訳ミステリー福島読書会AtoZ主催(翻訳ミステリー大賞シンジケート後援)

アイラ・レヴィン『死の接吻』読書会

福島読書会「K」の開催をお知らせ致します。開催地は、いつもの二本松市から郡山市へ移動

(なにせ「K」ですからね)

「翻訳ミステリーのABCからXYZまで」を目標に開催してきたアルファベットシリーズも5回目。

「K」までたどり着きました。

前回が、「G」「H」の『ホッグ連続殺人』The HOG Murders だったので、本来なら「I」や「J」の順番なのですが、課題図書選定の都合上、先に「K」を開催します。

(「I」は創元推理文庫の新訳版『夜歩く』It Walks by Night 刊行待ち)

さて、今回皆様にお読みいただきたい「K」は、アイラ・レヴィン『死の接吻』A Kiss Before Dying(1953)

【二人は学生同士の恋人だった。女は妊娠しており、男は結婚を迫られていた。彼女をなんとかしなければならない。おれには野心があるのだ——冷酷非情のアプレゲール青年の練りあげた戦慄すべき完全犯罪。

当時弱冠二十三歳の天才作家の手になる恐るべき傑作!アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀処女長篇賞受賞作。】

版元の紹介にはこうありますが、お若い方は「アプレゲール」なんて言葉をご存じなんでしょうか?

ぼくは黒澤明監督の映画「野良犬」でおぼえました。

それはともかく、『文春東西ベストミステリー100』では驚異の13位にランクイン、伝説の若き天才作家(当時)の作品は、今読んでも面白いのか、はたして本当に21世紀まで生き延びられたのか。

5月26日にみなさまの感想をぜひお聞かせください。ご参加をお待ちしております。

開催日    2013年5月26日(日)

場所     福島県郡山市 JR郡山駅西口ビッグアイ7階市民交流プラザ特別会議室

時間     14時30分受付 14時45分〜16時45分

課題書   『死の接吻』アイラ・レヴィン著/中田耕治訳/ハヤカワミステリ文庫

参加費    500円(学生無料)当日受付でお支払いください。

参加方法   nazotoki2013@mail.goo.ne.jp 宛に連絡お願いいたします。

        (今回からアドレスが「2012」から「2013」に変わりました。ご注意ください)

申し込み時に、お名前と連絡先電話番号(携帯電話でも可)をお書き添えください。

定員は10名です。

読書会終了後に食事会を開催します。自由参加、別会費となりますが、ぜひこちらへもご参加ください

食事会では、アルファベットシリーズ「K」第二の課題書として、福島読書会がお世話になっている高橋恭美子さんの翻訳書『ビッグ・ドライバー』スティーヴン・キング著/文春文庫に関する感想もお伺い致します。こちらは必須課題書ではありませんし、未読の方は食事会にご参加いただけないわけでもありませんが、この機会にking of 「K」の作品もぜひお読みいただければ。

福島読書会AtoZ公式ブログhttp://blog.livedoor.jp/nazotoki2012/ にも開催のご案内を掲載しました

併せてごらんください。

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