満席となりました。キャンセル待ちをご希望の方はご連絡ください。
(8月25日追記)
5月8日(なんとこの日は母の日でした。こんな偶然がありますか!)実施のエラリイ・クイーン〈挫折〉と〈再生〉4部作読書会に続いて、越前敏弥さんをゲストにお招きし、<エラリイと参加者のライツヴィル・サーガ〉福島読書会を開催します。
課題書は、ライツヴィルを舞台にした『ダブル・ダブル』です。
過去の3作を通じてライツヴィルで〈挫折〉し、前作のニューヨークで〈再生〉したエラリイ。4度目に訪れたライツヴィルではどんな〈活躍〉をみせてくれるのでしょうか。
ジョゼフ・グッドリッチ編 飯城勇三訳『エラリー・クイーン創作の秘密 往復書簡1947ー1950年』国書刊行会刊
P53「なぜライツヴィルなのか?なぜ他の場所ではいけないのか?(略)舞台が絶対にライツヴィルでなければならないというわけではない。ただ単に、物語がライツヴィルで展開し、ライツヴィルの中だけで完結するに過ぎない」
P54「ライツヴィルを使うことには、単に舞台に設定するだけでも、間違いなく有利な点があることがわかっている。それは、(略)ライツヴィルの歴史物語(サーガ)が成長していることを意味している。(略)ライツヴィルものの長編群は、それぞれアメリカ生活の一断面を示してる。しかしその断面は、各々の本で異なっているのだ。」
【開催日】 2022年9月25日(日)
【開催地】 福島県二本松市
JR二本松駅から徒歩30秒、駅前ロータリーの見える
『心地よく秘密めいた場所』
※詳細はお問い合わせください※
【課題書】 エラリイ・クイーン 越前敏弥訳『ダブル・ダブル』
ハヤカワミステリ文庫 8月17日刊
早川書房新訳版テキスト指定、電子書籍版もあります
【ゲスト】 翻訳家、越前敏弥さん
【参加費】 500円 学生無料
【定 員】 前説役、ゲストを除いてQ名
【参加資格】 ※4部作未読のかたにはご参加いただけません※
課題書をより楽しむために、越前敏弥さん命名によるクイーン〈挫折〉と〈再生〉4部作読了者限定とします。
これから4部作を読むかたは、必ず越前さんの新訳版で、『災厄の町』『フォックス家の殺人』『十日間の不思議』『九尾の猫』の順番に。『ダブル・ダブル』は5番目にお読みください。
【申込方法】
メールの件名を「日本のライツヴィル読書会参加希望」とし、お名前(HN可)、当日連絡のとれる電話番号を明記のうえ、fukushimadokusyokai@gmail.com までご連絡ください。メール以外でのお申し込みはお受けできません。
※準備の都合上、満席にならなくても申し込み受付を予告なく終了する場合があります※
【タイムスケジュール】
【開 場】13時
【受 付】13時30分 この時間までにお越しください。
【前 説】13時45分 ライツヴィルもの前3作のかんたんなおさらいがあります。
【読書会第1部 参加者自己紹介】
自己紹介のお題は「私の選ぶエラリイ俳優」です。
洋の東西、男女を問わず、映像化されるならこのひとに演じてほしいという俳優をご紹介ください。事前にお知らせいただくには及びません。
「教えたくない」「おもいうかばない」「三次元にはいない」「興味も関心もない」「誰にも演じてほしくない」「わたしのエラリイになにをする」という回答でもかまいません。
【休 憩】
【読書会第2部 〈エラリイと参加者のライツヴィル・サーガ〉】
『ダブル・ダブル』の感想をたっぷりとどうぞ。
【読書会第3部 サイン会】
『ロンドン・アイの謎』『翻訳百景』『文芸翻訳教室』など、課題書以外でも越前さんの著作、翻訳本をお持ちください。
なお、あらかじめご自分の氏名をメモ書きするなど、スムーズな進行にご協力ください。
会場は17時まで使用可能です。
【換 気】常時行います。
【懇親会】開催しません。
【周知事項】
少人数、対面式の読書会です。
開催中は休憩時間であっても必ず不織布マスク着用での会話をお願いします。
水分補給以外の飲食はご遠慮ください。
少しでも体調のすぐれないかたは当日であってもお気軽に欠席してください。
【注意事項】
感染状況によっては直前でも躊躇なく開催を延期します。
感染症対策はこれまでの福島読書会R実施要綱に準じます。
主催:翻訳ミステリー福島読書会RR
後援:翻訳ミステリー大賞シンジケート