「翻訳ミステリーのABCからXYZまで」を課題書選定テーマに、『ABC殺人事件』でスタートした翻訳ミステリー福島読書会も回を重ねて11回目、アルファベットシリーズ「P」のお知らせです。

今回の課題書はウィリアム・アイリッシュ『幻の女』

この作品を紹介するには「江戸川乱歩が神保町で原書強奪事件を起こすほど読みたがった」こと、読了するなり「新しき探偵小説現れたり。世界十傑に値す。ただちに訳すべし。不可解性、サスペンス、意外性、申し分なし」とメモした事だけで事足ります。

そんな『幻の女』は、21世紀のいま読んでも面白いのか、あるいはすでに「過去の名作」になってしまったのか、今回の読書会で大いに語っていただきたいと思います。

日時:2014年10月5日(日)14:00開場 受付14:15 14:30〜16:30

場所:福島県二本松市 JR二本松駅から徒歩30秒 市民交流センター2階創作スタジオ

課題書(テキスト指定):ハヤカワミステリ文庫版『幻の女』ウィリアム・アイリッシュ 稲葉明雄訳

*各自ご用意のうえ、当日までに必ず読了のうえご参加ください。

*稲葉明雄翻訳版をお読みください(2種類ある翻訳のどちらでもかまいません)黒沼健翻訳版は不可です。

定員:14名。

参加費:500円 学生無料

*福島読書会では「デスティネーションキャンペーン」を行っています。

今回は、9月に開催される翻訳ミステリー大賞シンジケート後援の読書会に参加された方を対象に、福島読書会の参加費を無料と致します。

さらに、徳島特別読書会@大塚国際美術館、西東京と横浜の東江一紀さん追悼読書会、10月4日の札幌読書会に参加された方へも無料特典を拡大します。

参加お申込みのさいに「9月は○○へ参加」とお書き添えください。

読書会当日は二本松の提灯まつり http://www.nihonmatsu-kanko.jp/matsuri.html 開催中。読書会終了後にはおまつり見物にもご案内。夕食には杉乃家さんの浪江焼そばもお召し上がりいただけます(「七味にんにく」をお忘れなく)ので、この機会にぜひ二本松の地へお越しください。

申込方法:

◎専用アカウント(nazotoki2013@mail.goo.ne.jp)までメールでお申し込みください。タイムスケジュールなどのお問い合わせもこちらまで。

◎件名を「第11回福島読書会」とし、メール本文にお名前とご連絡先電話番号をご記入ください。

◎先着順で受け付け、定員に達した段階で締め切らせていただきます。ご了承ください。

◎終了後は食事会を予定しています。自由参加、別会費です。

読書会の追加情報に関しては公式ブログ http://blog.livedoor.jp/nazotoki2012/ にてお知らせいたします

主催:翻訳ミステリー福島読書会AtoZ

後援:翻訳ミステリー大賞シンジケート

第1回熊本読書会レポート(課題書・『幻の女』)

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