「翻訳ミステリーのABCからXYZまで」を課題書選定テーマに、2012年2月に『ABC殺人事件』でスタートした翻訳ミステリー福島読書会も回を重ねて16回目、アルファベットシリーズ「T」のお知らせです。
米英仏ソによる四分割統治下にあった、第二次世界大戦後のウィーン。親友からの誘いでやってきたアメリカ人の売れない西部劇作家。親友の恋人。ツィターのメロディ。カフェ・モーツァルト。光と影の交錯。親友の死の真相。プラーター公園の大観覧車。地下の巨大な下水道。そしてあの並木道……今回のお題は The Third Man『第三の男』を選んでみました。
グレアム・グリーンの小説と、歴史に残る名作といわれる映画の両方を課題に致します。
日時:2016年7月3日(日)14時開場 受付14時15分 読書会は14時30分から16時30分まで
場所:福島県二本松市 JR二本松駅から徒歩30秒 市民交流センター2階第1会議室
課題書など:キャロル・リード監督、オーソン・ウェルズ主演、1949年製作の英国映画(各社から廉価版DVDが出ています)とハヤカワepi文庫刊、グレアム・グリーン著、小津次郎・訳の『第三の男』を観賞ならびに読了してご参加ください。「見てから読むか、読んでから見るか」、どちらから先でもかまいませんが一方だけではご参加いただけません。
定員:12名
参加費:500円 学生無料
*福島読書会では「デスティネーションキャンペーン」を行っています。
今回は6月に開催される翻訳ミステリー大賞シンジケート後援の全国各地の読書会と、7月2日の名古屋読書会に参加される方を対象に、福島読書会の参加費を無料と致します。
参加お申込みのさいにその旨お知らせください。
申込方法:
◎件名を【福島「鳩時計だとさ」読書会】とし、下記の要領で専用アカウント(nazotoki2013@mail.goo.ne.jp)までメールでお申し込みください。タイムスケジュールなどのお問い合わせもこちらまで。
1)お名前(ハンドルネームでもかまいません)
2)連絡先お電話番号
3)私の挫折体験本:当日の自己紹介の際に途中で投げ出してしまった挫折本のタイトルをお話しいただきます
◎先着順で受け付け、定員に達した段階で締め切らせていただきます。ご了承ください。
◎わが二本松市には『第三の男』に登場するカフェ・モーツァルトのような名店はありませんが、読書会の前と後には食事会を予定しています。自由参加、別会費です。
◎読書会の追加情報に関しては公式ブログにてお知らせいたします。
なお、7月以降の福島読書会の課題書は8月に『霧越邸殺人事件』『日出処の天子』、年末に『11人いる!』を選定致しました。海外作品の読書会は7月が年内最終開催となる事を申し添えておきます。
主催:翻訳ミステリー福島読書会AtoZ
後援:翻訳ミステリー大賞シンジケート