おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちを希望される方は minamitokyo.dokusho@gmail.com までご連絡ください。(12月17日追記)

伯爵 「カーソン、早いもので今年も残すところあとわずかとなったな」

執事 「はい、さようで、旦那さま」

伯爵 「世間では今年、いろいろなものが流行したそうじゃないか。映画では『あんたのおなまえ何アンてエの。』とか『新・松井秀喜』とか、お笑いでは『PAPP』とか」

執事 「……(ボケ三連発にどこまで突っ込めばいいのか……トニー谷がわかる人はさすがに少ないのでは……)」

伯爵 「いや、カーソン、そんなに困った顔をするな。うっかり洗顔フォームで歯を磨いてしまったように途方に暮れておるではないか〔注 読書会世話人の先日の実体験です〕。わかったわかった、真面目な話をしよう。私はね、年末、楽しみにしていることがあるんだよ」

執事 「なんでございましょう?」

伯爵 「年末、あちこちで発表される翻訳ミステリーのベストテン・ランキングだ。好きな作品がランクインしていると嬉しいものさ。カーソン、おまえの今年のイチオシはなにかね?」

執事 「巷で話題沸騰の『その雪と血を』でございます!」

伯爵 「ああ、あの装丁の美しいハヤカワのポケミスだな? 読書家の名を馳せるかの上條ひろみ氏をして“読まない理由が見つからない”と言わしめたそうじゃないか」

執事 「はい、まさしく冬の贈り物のような作品です」

伯爵 「おお。では次回の課題書は『その雪と血を』に決定するとしよう。胸が躍るぞ、カーソン! よおし前祝いだ、ケチ臭いこと言わず、きょうは発泡酒じゃなくビールで乾杯といこうじゃないか!」


真っ白な雪の上に真っ赤な活字のタイトルが印象的な装丁の『その雪と血を』。殺し屋の話なのに最後は意外な展開で、なんともいえない読後感が味わえます。そして、思わず読み返さずにはいられない。

ふだんあまりクライムノベルを読まない方にもオススメの切なく美しいノワールです。ポケットミステリで180ページほどの短いながらも濃密な作品があなたのハートを撃ち抜きます!

今回はゲストとして、翻訳者の鈴木恵氏をお迎えします!!

あんな質問も、こんな質問もしてみたい! みなさまのご参加をお待ちしています。

開催日   2017年2月5日(日)

場所    渋谷駅/表参道駅近くの会議室(お申し込みくださった方に直接、連絡いたします)

時間    午後2時開場 2時30分開始 4時30分終了(その後、懇親会の予定あり)

課題作   『その雪と血を』(ジョー・ネスボ著/鈴木恵訳/早川書房、電子書籍版あり)当日までに読了のうえ、ご参加ください。

参加費   500円、学生300円(会場費など)。当日、受付でお支払ください。

*飲み物が必要なかたはご自身でご用意願います。

参加方法  minamitokyo.dokusho@gmail.comまで下記のフォーマットにご記入のうえ、ご連絡ください。また終了後、近辺の店で懇親会を開催します(会費別途、4500円前後)。詳細は参加希望のかたにメールでお知らせします。こちらへの出欠もご記入ください。

お名前(ご本名フルネームまたは著訳書のペンネーム):

ご連先電話番号(携帯可):

区分(該当しないものを消してください):一般/学生

懇親会への参加:希望する/希望しない

  • 定員になり次第、募集を締め切らせていただきます。
  • 申し込み受付開始は12月16日(金)午後8時。
  • 申し込みメール受信後48時間以内に受付メールをお送りします。送信後48時間以上経過しても受付メールが届かない場合、メールの受信設定を確認のうえ、再度、専用アドレスまでご連絡ください。

南東京読書会世話人 栗木さつき 国弘喜美代(ツイッターアカウント @CholoKimiyo

後援 翻訳ミステリー大賞シンジケート

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