第2回目からずいぶん間が空いてしまいましたが、第3回目の読書会を開催いたします。
課題書はピエール・ルメートル『傷だらけのカミーユ』です。
2014年刊行の『その女アレックス』がその年のミステリ賞を総なめにしたことで、ピエール・ルメートルの名は日本でも一気に知れ渡りました。
翌年の2015年には『悲しみのイレーヌ』、そして2016年にはカミーユ・シリーズ最終作である本書『傷だらけのカミーユ』が刊行されました。
本書『傷だらけのカミーユ』は英国推理作家協会賞の2015年のインターナショナル・ダガー賞受賞作です。2013年に『その女アレックス』でも同賞を受賞しているので、ルメートルにとっては二度目の受賞となります。
本国フランスだけではなく、日本を含む海外でも圧倒的な人気を誇るルメートル作品ですが、未読の方も意外と多いのではないでしょうか。
京都市はパリと姉妹都市関係にあります。
2015年には京都でルメートルと法月綸太郎さんとの対談イベントが開催されました。
ルメートル作品を語り合う場所として京都以上にふさわしい場所はないのではないでしょうか。
『傷だらけのカミーユ』が課題書ですが、『その女アレックス』と『悲しみのイレーヌ』を読むことで面白さは倍増します。
ぜひこの機会に3部作を読んでみてはいかがでしょうか。
ミステリ初心者のかたも気兼ねなく参加できる会にしたいと思います。初めての方もぜひどうぞ。
みなさまのご参加を心よりお待ちしております。
日 時:2017年3月20日(月・祝) 15:00〜17:00(懇親会別途予定)
場 所:京都市内(四条河原町周辺予定)
課題書:『傷だらけのカミーユ』ピエール・ルメートル著、橘明美訳
※各自ご用意の上、当日までにお読みください。
定 員:15名
参加費:500円
申込方法:
下記専用アドレスにメールでお申し込みください。
kyoto_mystery_bookclub@yahoo.co.jp
お名前(ご本名フルネーム):
ご連絡先電話番号(携帯可):
懇親会(会費別途):参加/不参加
翻訳ミステリー京都読書会世話人 宮迫憲彦
後援 翻訳ミステリー大賞シンジケート