※おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちを希望されるかたは、下記の名古屋読書会専用アカウントまでご連絡ください。(2月2日追記)

戌年記念・犬も歩けばミステリにあたる〜第21回名古屋読書会のご案内

 みなさま、あけましておめでとうございます。新年です。戌年です。戌年といえば奥さん、ミステリにはかわいいワンコ、かっこいいワンコが昔からたくさん登場してきました。ハードボイルド犬もいれば魔犬もいました。ルーベンスの絵の前で天に召されるかわいそうなワンコもいました(それミステリ違う)。そういえば先日発表された翻訳ミステリー大賞候補作にもワンコがいたような? そしてそろそろ翻訳ミステリー読者賞の投票も気になる季節ですよね。

 とくればもう、2017年に出た代表的な犬ミスで読書会やるしかないでしょ。でも待って、犬っつってもいろいろあるよ? どうするの? 選べないよ……いやいや、両方やればいいじゃないか、恋も仕事もその手に掴むのよ──とバブルの頃のOLっぽい箴言を口ずさみつつ、2017年を代表する犬ミス2冊を選択制で課題図書とします。

 まず一冊めは大賞候補作にもなったボストン・テラン『その犬の歩むところ』。犯罪、災害、戦争──社会を見つめ続け、人に寄り添ってきた気高い犬・ギヴの物語。そしてもう一冊は、シリーズ前作でその愛らしさと健気さに撃ち抜かれた人多数のマギーが活躍するシリーズ第二弾、ロバート・クレイス『約束』

 ギヴかマギーか、お好きな方を選んでお申し込みください。ギヴ班には担当編集者の永嶋俊一郎氏が、マギー班には翻訳家の高橋恭美子氏が、それぞれスタンバイ。ここだけの話をいっぱい聞いちゃえ! テーブルで討論が終わったら、「うちのワンコがどんなにいい子か」互いに伝え合いましょう。他班へのネタバレは無しとしますので、選択しない方は未読のままでもOKです。

 そして今回の特別企画は「あなたのおすすめ犬ミステリ」! 参加者全員に一作ずつおすすめ犬ミステリを持ち寄っていただき、その作品の愛を語り合うよ。あまりよく知らない、という人は、自分が読んだことのある犬小説や印象に残る犬映画などを挙げていただくのでもOK。これで2018年は、わんダフルな読書生活になること間違い無しだ。

 受付は只今この時よりスタート。定員はいつも通りですが、課題図書の選択が偏り人数調整が難しくなったときは早めに打ち切るかもしれません。さあ、犬好きもそうでない人も、2018年の読書会はワンコでスタートだワン!

詳細
日時:2月17日(土)14:00〜17:00
   終了後に二次会を予定しています。
   20時前には終了するので遠方からの日帰り参加も可能です。

場所:名古屋駅近くの会議室

課題図書:どちらかをお選びください。読んでくるのは選択した側だけでOKです。
 (A)ボストン・テラン『その犬の歩むところ』(田口俊樹訳/文春文庫)
 (B)ロバート・クレイス『約束』(高橋恭美子訳/創元推理文庫)

定員:39名

参加費:大人1000円・未成年500円
   (領収書が必要な方は受付でお申し出下さい)

申し込み方法:名古屋読書会専用アカウント nagomys@gmail.com にメールでお申し込み下さい。件名に【読書会2/17】、メール本文にお名前とご連絡先電話番号、二次会の参加・不参加、そしてA・Bどちらの課題図書での参加かを必ずお書き下さい

◎課題作品は各自ご用意の上、当日までにお読み下さい。

◎ご不明な点は上記の nagomys@gmail.com までお問い合わせ下さい。