おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちを希望される方は nagomys@gmail.com までご連絡ください。(6月4日追記)

 名古屋は6月である(たぶん名古屋以外も6月である)。雨もひと月前ほど冷たくはない(むしろ蒸し暑い)。ファッションショーを見るためだけに濡れるには寒すぎるけど、読書会のためなら濡れようが乾こうが寒かろうが暑かろうがおかまいなしの善男善女の皆さん、お待たせしました、名古屋読書会の告知ですよ。

 世はネットショッピング時代、今日ポチったものが明日届くのは当たり前。時間指定なんてものもできちゃう。でもそのために苦労してるのは配達する人たちだ。雨が降ろうが道が混もうが、荷物を持って走る走る走る。たいして急ぎでもない文庫1冊を大雨の日にずぶ濡れで届けてくれたお兄さんには土下座して謝りたい。ありがとうクロネコ。ありがとう飛脚。ありがとうペリカン。

 そんな世界に生きる私たちにうってつけの名作が、新訳で帰ってきたぞ。元特殊作戦執行部員だったケインに託された仕事は、ある人物を車でブルターニュからリヒテンシュタインまで期限内に送り届けけろというもの。凄腕ドライバー、護衛、運ばれる人物と秘書の四人をさまざまなトラブルが襲う! カーナビもケータイも地図アプリもない時代、知恵と経験とテクニックで危機をかいくぐる命をかけた熱き宅配便小説、じゃなくて冒険小説だ。走り続けろ胸張って届けに行こう理想の自分に、と脳内でTOKIOが歌うぜ。

 ってことで今回の課題図書は、ギャビン・ライアル『深夜プラス1』(鈴木恵訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)です。旧訳で読んだ方も、この機会に新しくなった『深夜プラス1』をお読みいただいた上でご参加ください。カントンじゃないんだよキャントンだよ、メランじゃなくてメルランだよ。

 ゲストは現在調整中ですが、翻訳家のあの人(男性)とか、翻訳家のあの人(女性)とか、硬派な冒険謀略サスペンスでおなじみのあの作家さん(女性)とかが、いらしてくださるかもかもかもだ。刮目して待て!

 さあ、たった今から参加受付開始。ケインと一緒に、リヒテンシュタインまで駆け抜けようぜ!

日時:7月2日(土)14:00〜17:00

   終了後に立食形式の二次会を予定しています。

   20時前には終了するので遠方からの日帰り参加も可能です。

場所:名駅近くの会議室

課題図書:ギャビン・ライアル『深夜プラス1』(鈴木恵訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)新訳限定

定員:39名

参加費:大人1000円・未成年500円

   (領収書が必要な方は受付でお申し出下さい)

申し込み方法:名古屋読書会専用アカウント nagomys@gmail.com にメールでお申し込み下さい。件名に【読書会7/2】、メール本文にお名前ご連絡先電話番号、そして二次会の参加・不参加を必ずお書き下さい。

◎課題作品は各自ご用意の上、当日までにお読み下さい。

◎ご不明な点は上記の nagomys@gmail.com までお問い合わせ下さい。

■♪akiraさん連載「読んで、腐って、萌えつきて」の『深夜プラス1』レビューはこちら

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