最近、名古屋の大矢博子先生より「Radical札幌」の呼称を賜った札幌読書会です。どの辺が Radical なのか思い当たる節がありませんが、内地の人が言うんだから間違いありません。病気以外くれるものはもらっとけ! という真田パパ昌幸の教えに従って(未だに真田丸が恋しい)ありがたく頂戴し、その名に恥じぬよう精進してまいります。
というわけで気持ちも新たに、3/18(土)開催の札幌読書会のご案内をいたします。
「幻想文学をとりあげてほしい」というリクエストにお応えし、今回の課題書は世界幻想文学大賞を受賞した『奇術師』(クリストファー・プリースト著、古沢嘉通訳、ハヤカワ文庫FT)にいたしました。
「瞬間移動」を得意とする二人の奇術師。彼らの確執は孫の代にまで影響を及ぼす。二人の間に何があったのか、そして「瞬間移動」の真相とは……。
ジャンルは幻想小説ですが、SF要素もミステリー要素も入っている贅沢な逸品です。嘘か真か語りと騙り。虚実の境目でめくるめく幻惑の世界を体験いたしましょう。
クリストファー・ノーラン監督の映画「プレステージ」の原作でもあります。こちらは小説と設定が変わっていますので、あれこれ比較して楽しまれるのもいいかもしれません。なにせヒュー・ジャックマンを始めとする垂涎の俳優陣ですので、それだけでも見応え十分です。
そして今回はスペシャル企画あり!
奇術師が主人公のお話しですから、ここはやっぱり本職に話を聞いてみるってのはどうだろう? というわけで、
【奇術師】×【奇術師】
メディア出演も多い北海道のトップマジシャン、マジックコンシェルジュのスペンサートリックスさんがやってきます! もちろん課題書読了で!(笑)
プロ目線で読んだ『奇術師』は果たしてどうなのか? あんな心理は理解できる? こんなことってできちゃうの? あのエピソードはプロ的に許容範囲? などなど課題書を通して滅多に聞けない奇術師の本音に迫ってみましょう。
もちろん、LIVEパフォーマンスもしていただきますよ! 至近距離で繰り広げられるほぼ魔法。どんなことが起こるのか、その目でしかとお確かめください。
『奇術師』読書会で、Magicalな Miracleな、そして Radicalな一夜を!
たくさんのご参加、お待ちしております。
詳細及び申込方法は下記の通りです。
【日時】3月18日(土)
16:30〜 第一部 『奇術師』読書会
18:30〜 第二部 「奇術師が語る『奇術師』」& ライブパフォーマンス
※第二部終了後は同じ会場で簡単な懇親会を行います。参加自由、別途料金ナシ。
【場所】ご参加の方に別途ご案内いたします(最寄は地下鉄大通駅です)
【参加条件】課題本を読了していることのみ
【参加費】大人4,500円 学生2,500円
※第一部、第二部を通しての参加を前提にしておりますが、お時間の都合などでフル参加が難しい場合には申込メールにその旨お書き添え下さい。会費等個別に対応をいたします。
【定員】30名程度
【お申込み方法】
札幌読書会専用アカウント sapporo.readingparty@gmail.com にメールでお申し込み下さい。
件名を「札幌読書会 3/18」とし、メール本文に下記2点をお書き下さい。
・お名前(ハンドルネーム不可)
・ご連絡先電話番号
【お問い合わせ】
その他ご不明な点があれば sapporo.readingparty@gmail.com までお気軽にお問い合わせ下さい。