【4/30追記】おかげさまで満席となりました。キャンセル待ちご希望の方は札幌読書会公式アドレスまでご連絡ください。
本格推理小説、警察小説、コージー・ミステリー、ハードボイルド、・・・過去さまざまなジャンルの作品が課題本として取り上げられてきました。でも「何か足りない」と思われていた方、いらっしゃいませんか?そして、それってひょっとしてこれじゃありませんか?・・・・法廷劇=リーガル・サスペンス!
リーガル・サスペンスファンの皆様、長らくお待たせいたしました。5/18(土)、札幌で『推定無罪』の読書会を行います。
『推定無罪』は、綺羅星の如く秀作揃いのリーガル・サスペンス作品群にあって、ひときわ大きく輝く巨星といっても過言ではありません。
ある日、美人検事補が他殺体として発見される。変質者による行きずりの犯行か、それとも怨恨か。彼女と共に仕事をした経験のある検事ラスティ・サビッチは捜査を進めるが、次第に容疑は彼に向けられる。そして—。本作はこれ以上ないくらいのオモシロ要素が満載。
●息詰まる丁々発止の法廷劇→アメリカの法廷は無駄にドラマチック
●次々に明らかになる真実→怒られる前にお父(母)さんに全部話しなさい!と言いたくなることウケアイ
●驚愕のラスト→貴方はこのラストを予見できるか!?
リーガル・サスペンスってなんだか難しそう・・・と躊躇されている方。
札幌読書会の常連さんでも「敷居が高くてなんとなく敬遠してました。でも読みはじめたら(面白くて)伴走できてます!」というお声がありました。ハリソン・フォード主演の映画もありますので、ぜひトライしてみて下さい。
折しも、過日の翻訳ミステリー大賞は本作の20年後を描いた続編『無罪』が大賞を受賞。刊行当時話題になった北上次郎氏と田口俊樹氏の「ダメ男論争」は未だ尾を引き、授賞式会場ではあちらこちらで男と女の本音がぶつかり合っていました。
田口俊樹氏『無罪』評に問う(執筆者・北上次郎)
北上氏の再反論にひとこと(執筆者・田口俊樹)
それもこれも、まずはこの『推定無罪』があったればこそ。
ネタバレ厳禁の作品はなかなか他の人の前では話しにくいもの。読書会なら気遣い無用で存分に語り合えます。
今こそ、みんなで問いかけ、考えようじゃありませんか。
「ラスティ・サビッチ、貴方は“無罪”なのですか」——-と。
参加条件は課題本を読了していることのみ。
普段の読書量、翻訳ミステリーの知識、そんなものは一切問いません。というか、一切必要ありません。
人前で話をするのが苦手な方は他の人の話を聞いて楽しんで下さい。
読書が楽しいと思えて、読みたい本がちょっと増えた・・・そうなっていただけたら最高です。
【日時】5月18日(土)14:30〜17:00
【場所】大通公園に面したオフィスビルの貸会議室(参加者の方に別途ご案内いたします)
【課題図書】『推定無罪(上下)』 スコット・トゥロー著 上田公子・訳 (文春文庫)
※各自ご用意の上、当日までにお読み下さい。
【定員】15名
【参加費】大人1,000円、中高生500円
【二次会】別会費にて予定しております。
【特典その1】警察、裁判所、弁護士事務所勤務の方、無料
【特典その2】司法試験合格者には二次会にてお好きなドリンク1杯サービス(証明になるものをご提示下さい)
【お申込み方法】
札幌読書会専用アカウント sapporo.readingparty@gmail.com にメールでお申し込み下さい。
件名に 「札幌読書会 5/18」、メール本文にお名前(本名または著訳書のペンネーム、ハンドルネーム不可)とご連絡先電話番号をお書き下さい。二次会への参加のご希望の有無もお書き添えいただけると助かります。
【受付期間】
先着順で受け付け、定員に達した段階で締め切らせていただきます。
【お問い合わせ】
ご不明な点があれば sapporo.readingparty@gmail.com までお気軽にお問い合わせ下さい。
【その他】
今回は参加できないけれど都合があえばいつか行ってみたいと思っている方からのご連絡もお待ちしております。次回以降の企画の際に優先的にご案内させていただきます。
ちなみに現在【夏のプチ会】として、7/27(土)≪乱歩夜話≫の開催が決定しております。特に課題本はありません。乱歩ならなんでもOK!子供の頃怪人二十面相にハマった方、怪奇小説を読んで夜トイレに行けなくなった方(笑)などなど、「私の乱歩」について語り合いましょう。実は乱歩って読んでない・・・という方はこれを機に乱歩デビューするチャンスです。ご興味のある方、ぜひご一報ください。
※国内作品の読書会の場合には、本サイトでの告知を行いませんのでご注意ください。