第15回目にあたる6月の読書会。夏にかなり苦労しそうな課題本がひかえている(7/23に小栗虫太郎『黒死館殺人事件』読書会を行います!)ため、今回はボリュームの多くないものにしましょう、さらに、古い作品が続いたので比較的新しいものがいいのでは、と決まったところで世話人たちが選んだ課題本候補5作品がこちら。
『死体泥棒』パトリーシア・メロ/猪俣和夫(ハヤカワ・ミステリ文庫)
『ザ・ドロップ』デニス・ルヘイン/加賀山卓朗(ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
『ブラックランズ』ベリンダ・バウアー/杉本葉子(小学館文庫)
『ムーンズエンド荘の殺人』エリック・キース/森沢くみ子(創元推理文庫)
『わたしはサムじゃない』ジャック・ケッチャム&ラッキー・マッキー/金子浩(扶桑社ミステリー)
この中から読書会参加者の多数決によって決定した6月の課題本は……
『ブラックランズ』!
著者ベリンダ・バウアーのデビュー作にしてゴールド・ダガー賞受賞作。12歳の少年スティーヴンは家族を再生させるため獄中の連続児童殺害犯に接触する。危険な交流が行き着く思いもよらぬ結末とは……。
本作は3部作の第1作。『ブラックランズ』がお気に召した方はぜひその後の『ダークサイド』『ハンティング』、そしてノンシリーズの『ラバーネッカー』『生と死にまつわるいくつかの現実』もお手に取ってみて下さい。ベリンダ・バウアーに外れなし!ですよ♪
そういえば猫谷書店さんの絶賛レビューも熱かったなぁ。
もちろん読書会は『ブラックランズ』のみ読了して下さればOKです。たくさんのご参加をお待ちしております!
詳細及び申込方法は下記の通りです。
【日時】6月4日(土)16:00-18:30(予定)
【場所】ご参加の方に別途ご案内いたします(大通近辺です)
【課題図書】『ブラックランズ』ベリンダ・バウアー著 杉本葉子訳(小学館文庫)
【参加条件】課題本を読了していることのみ
【参加費】800円
【定員】30名程度
【二次会】別会費にて行います。
【お申込み方法】
札幌読書会専用アカウント sapporo.readingparty@gmail.com にメールでお申し込み下さい。
件名を「札幌読書会 6/4」とし、メール本文に下記3点をお書き下さい。
・お名前(ハンドルネーム不可)
・ご連絡先電話番号
・二次会への参加/不参加 ※後日の回答も可
【お問い合わせ】
その他ご不明な点があれば sapporo.readingparty@gmail.com までお気軽にお問い合わせ下さい。